働く女性を応援!関西の社労士・FP@中村真里子

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親子でお金のことを話しておく

7月にFP協会兵庫支部の金銭教育のイベントにスタッフとして参加してきました。小学校高学年のお子さんとその保護者の方々にお集まりいただきました。こういうイベントに参加されるということは日頃から親子でお金のお話などもされているのな?と微笑ましく思いました。実は去年の後半あたりから両親に認知症の症状が現れました。日頃から密に付き合っているというわけではなかったので、さほど感じなかったのですが。今年春に母が心不全で入院となり、病院の転院、そして介護保険の申請など怒涛の日々でした(もちろん今もです)。両親ともに一番感じたのは全くお金の管理ができなくなったことです。と、いっても前からお金の管理に関しては全くダメで、そういう知識を吸収しようという意欲もない両親でした。ただ、認知症になってからはお金に対しての執着が激しくなりました。仕方なく、私が両親の年金を管理することになったのですが、両親はそれにも決して納得していません。そのため、暴言を吐かれたりして、精神的に疲れます。もっと以前からそういうことをきちんと話し合っておければよかったのですが、元々、計画性のない両親、お金がないというのが口癖。だから私も接触を避けていたところがあります。もう実家を出て30年が経ちましたし。親子だからなんでも分かり合えるというのは幻想だと思いますし、子どもの頃からむしろ家計の実態を知らせておくことは大事かと思います。そして、お金に対する価値観なども親子で話してみるのもいいかもしれません。親の金銭感覚は子どもに影響を与えるでしょう。私の場合はずっと反面教師という感じです。

日本株を買う訳

最近の日本の政治の混乱ぶりは目を覆いたくなるものがありますね。でもね、元アイドルの議員さんと神戸の市議さん、あなたたちが政治の混乱を招いているというのは自惚れ過ぎのような気もしますけど。日本はご存知のとおり超高齢社会でもあり、これからは人口も減少していき労働力の確保も課題とされています。人口減少というのは、どう考えても経済成長にはマイナスです。地方の衰退というのもやはり人口減少が原因ですし、若者が少なくなったというのもそうです。いろんな本を見ていると、日本には経済成長は望めない。だから日本株は買わないという意見も見たりします。その考えは一理あると思います。ただ、やはり日本に住み、日本で育った私は日本の企業にがんばってほしいと常々考えています。家電などもやはり日本のメーカーのものを購入したいというのは悲しい性のような(?)ものです。他にもやはり日本の企業は情報が収集しやすいこともあります。メーカーや小売店などであれば、実際自分が使ったり利用することで、将来性があるかどうか肌で感じることも可能です。日本株をポートフォリオの中心にする必要はありませんが、日本株はすべてNGというのはどうかな?と思ってしまいます。

がんサバイバーとして今思うこと

先日NHKのあさイチでがんに関する話題をやっていました。私自身、7年前のちょうど今頃はがんを宣告されて途方にくれていたときでした。あさイチでは、周りにがんだと打ち明けられないという問題もありました。私の場合、仕事で迷惑をかけそうな人には一番に打ち明け、あと何人かの友人にも打ち明けました。そこまで親しくない人にも打ち明けたら信じられないような言葉が返ってきたこともありました。周りに隠すより、オープンにする方がよいのでは?という番組の意見でしたが、これは人によるのでないかなと思いました。私自身、ひどく傷ついたからです。あと、こういう治療法がありますよ、講演がありますよ、サイトがありますよという情報を何人かの方にいただきました。ありがたいことではあるのですが、正直言うと私はあまりそういう情報は‥と思ってしまいました。もちろん親切でというのはよくわかっているのです。でも、そのときは病院の治療法でいこうと決めてひたすらその治療を行なっていたときでしたし、私の場合、治療に豊富にお金をかけられるような状態でもなかったからです。だからはなから民間療法は考えていませんでした。メールを下さった人にはお礼のメールを返しましたが、なんかそれも疲れていました。そのとき嬉しかったのは、むしろ一緒にごはんに行きましょうとかそういうことでした。どちらかというとこちらの重い気持ちを聞いてもらえたらなあ‥というのが望みでした。それから、仕事の依頼を下さった方はありがたかったです。こんながんになった私でも必要とされているのだと思ったからです。何かこういう情報を下さいと言われて提供するのはもちろんよいと思うのですが、そうでないのであれば、その人の好物なものを送ってあげるというのもいいかもと勝手ながら思ったりもしました。

ほったらかしにしていませんか?こういう年金

家計簿をつける意味

家計簿をつけても貯金が増えるわけではないという意見はよく聞かれます。これはそのとおりだと思います。が、しかし、例えば現在全く家計の実態を掴めていない家庭はまずは「家計の実態」を把握することから始めないといけません。毎月、家賃(住宅ローン)はいくら、光熱費はいくらぐらい、通信費は?、保険料はいくら?、他にも毎月必ず必要なものについてかかるお金などなど。これらは全部頭に入っている‥という方は家計簿は必要ないでしょう。反対に、いや、全然‥という方は是非、家計簿を活用して下さい。これは私自身が買物依存でお金を使いまくっていたときに、正直毎月何にいくら払っているかということを全く把握していなかったからです(お恥ずかしいことに)。まず、ここから掴んでいきましょう。これによって、■ ムダに払っているものがあるかもしれない■ 必要かどうか考え直すことが可能になります。このような毎月必ず支払うものが確定すると、残りで日々の生活費が賄えるかということになります。この残りの金額を家計簿で記録していくことにより、日々の生活で何にお金が出て行っているのか把握できることになります。家計簿なんかつけても意味がないと思っている方はこのあたりのことを試してみてほしいと思います。

元を取りたい心理

以前予約していて先日図書館で借りた小説ですが、最近いろいろバタバタしていて読む暇がありませんでした。やっと読み出して、それからまた数日置いてまた読んでなんとか150ページ近く読み進めました。しかし、どうもそこまで面白くないような?でも、せっかく予約までして借りたのだし、読まなきゃもったいなような気もするし‥。ここまで考えてふと「サンクコスト(埋没費用)」という言葉が頭に浮かびました。サンクコストとはそれまでにかけた費用がムダになってもそれ以上は、費用をかけず撤退することが正しいという意味ですが、せっかく150ページまで読んだのに、それまでの時間がムダになるなと考えましたが、結局読むのはやめにしました(次に読みたい小説もあったので)。これ、今回は図書館の本だったのでコストは0ですが、購入した本だったら無理にでも読んだかもしれません‥。お客さまがある保険に入られていたのですが、その保険がどうもその方のニーズに合っていない、内容もよく説明されていないということもあり、解約をおススメしたことがありました。解約返戻金でほとんど払い込んだ保険料分ぐらいは回収できたので、お客さまにも大変喜んでいただきました。お客さまがこれまで掛けた保険料がもったいないから解約したくないと言われていれば、あのままズルズル必要のない保険料を払っていたはずです。賢明な判断をされたと思います。