家計に向き合わざるを得なくなった私

プライベートでツライことがあり買物依存になり貯金もほとんどなくなりました。

その後、がんが発覚し入院、手術、抗がん剤治療が数年。

これ、私のことです。


がんが発覚した当時、本当にほとんど貯金もなく途方に暮れました。

がん保険には入っておらず、医療保険は2本入っていました。

まあそれで入院の際はなんとかなりましたが、問題は通院で抗がん剤治療を

しなくてはいけなかったことです。


今でも覚えていますが、通院で抗がん剤治療が始まった1回目に

窓口で私が支払った金額は7万円超えでした。

愕然としてショックで体に力が入りませんでした。

毎月7万円も払えるわけがない‥。


これは後に「高額療養費」の制度で払い戻されるのですが、

このときはそこまで頭が回りませんでした。

その後「限度額適用認定証」を発行してもらい窓口での支払いは

限度額までとなります。


しかし、それでも毎月数万円は飛んでいくわけです。

ここから真剣に家計の見直しが始まります。

まずやったことは毎月何が引き落とされているかを確認することです。

私の場合当時クレジットカードを3枚持っていました。

その年会費。

そのとき年会費のかかるカードの1枚を解約。

後にもう1枚解約して現在は年会費のかからないカード1枚のみです。


新聞もほとんど読まないので解約。

証券口座の口座管理料がかかる口座も解約。

とにかくひとつひとつの支出を見直していきました。

そうでないと治療費が捻出できない‥必死です。


家計の立て直し。

買物依存の状態のときも心のどこかでこのままではダメだと思っていました。

しかし今一つ真剣になれませでした。

がんの発覚によって家計に向き合わざるを得なくなった記録をこれから

紹介していきたいと思います。



社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。