少しずつ糸をほどいていく

買物依存からがんが発覚し貯金がほとんどない状態での家計の立て直し。


まずは自分の家計の状態を知ることが大事だと思いました。

当時は洋服代や化粧品代などはメモ程度に記録していたのですが、

家計全体までは把握していませんでした。


現金が足りなくなったらクレジットカードを使うという状態が続いていました。

スーパーの食品の買い物もクレジットカードを使っていました。

もちろんすべての支払いをクレジットカードで行うなどきちんとして計画の元で

あれば問題ありませんが、私の場合は現金が財布になかったらクレジットカードを

使うという悪循環が続いていました。


これは大変危険です。

現金がなければカードで払えばよいと考える。

つまり自転車操業ということになります。

私はこの自転車操業がやめられなかったのです。


何故、自転車操業がやめられないのかと考えたときに

一番の問題は「何にいくらお金を使っているのか」ということが

わかっていないからです。


と、いうわけで「家計簿」をつけることにしました。

家計簿は何年も前に付けていたことがあったのですが、

買物依存状態になってからは全然でした。

「家計簿」にあまりいい思い出もありませんでした。

結構熱心に付けていたのですが、別にそれで貯金が増えたという

実感もなかったからです。


しかし、がん患者、がんの治療費を捻出しなければならない‥

こうなれば必死にもなります。


次に続きます。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。