金銭感覚のズレを考えてみる②

これは数年前の話ですが、ある女性とある企画を考えていました。

そこで経験者の知り合いの女性にアドバイスを貰おうと喫茶店まで

来てもらい3人でお茶をしながら話をしていました。


話が終わり会計の段になってアドバイスをくれた人がお金を出そうと

したので私は当然私たち2人が出すべきだと思ったのです。

しかしもう1人の人は当然のように自分のお茶代しか出そうとしません。

私はえーとなって3人分のお茶代を出しました。

時間を使ってわざわざ来てくれてノウハウを教えてもらったのだから

お茶代ぐらい出すのは当たり前だと思います。


そのアドバイスをくれた女性と別れて2人で帰り道を歩いていると、

「さっきはごちそうさま」と言われました。

私の頭の中ははてなマークでいっぱいでした。

私だったら3人分を2人で割ろうと思うよねというのが正直な気持ちです。

別にお茶代なので大した金額ではないですが、来てくれた人にあまりにも

感謝がないなというのと私に対しても思いやりがないと思ってしまったのです。

結局、その企画は流れることになりました。

その女性との縁も切れました。


考えてみると世の中にはアドバイスはタダだと考えている人が多いです。

もちろん簡単なことをちょっと問い合わされるぐらいならよいのですが、

この場合わざわざ来てもらってはい、ありがとうだけでは済まないでしょうと

思ってしまうのです。


このことも私の中では忘れられない出来事です。

この女性に好意を持っていたので余計がっかり感が半端なかったです。

こう思ってしまうと付き合っていくのは無理ですね。

やはり金銭感覚の合う人と付き合いたいなと思います。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。