悩める女性をサポート!関西の社労士・FP@中村真里子

兵庫県宝塚市在住の社労士・FP(CFP)の
中村真里子です。

犬と桜と阪神タイガースをこよなく愛する、
社労士・FPです。


平成 5年  社会保険労務士試験合格
       
平成14年  日本FP協会 CFP合格

平成15年  1級ファイナンシャル・プランニング技能士合格


その他に日商簿記2級・秘書検定2級取得


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上手に損切り?

株式投資は基本に忠実にやりましょう‥とここで何度も書いてきましたが、私自身、基本に忠実でないこともいくつかあります。まず、株式投資の基本の本には必ずと言っていいほど書かれている「損切り」です。「損切り」とは買値より値を下げれば売って損を確定することです。「損切り」のメリットは損を拡大しないで済むということが大きいです。例えば1,000円で買った株を1割下がったところで売るとあらかじめ決めておいて、900円になってしまったら素早く売ってしまいます。これだと100円の損で済みます。ここで迷っているとズルズル損が拡大して100円を超えた損を出してしまうこともあります。私はこの「損切り」ができません。何度かやったことはありますが、正直自分の実感としては損切りしなければよかったーと思うことがほとんどです。2年ぐらい前ですが、長年持っていた株でずっと損をしていたのですが、配当も優待もあったので持ち続けていました。しかし、その年に他の株でいくつか利益が出たので、税金を少しでも取り戻そうとその損している株も一緒に売りました。現在その株は買った値段より高くなっています。あそこまで持っていたのだから、もう少し辛抱して持っていればよかったと後悔しています。と、言っても損切りを上手にして、その資金で他の株を買えば資金効率がよくなることは間違いありません。私のように感情的にできないという方であれば「逆指値注文」をしておくのも1つの方法です。損切りの株価を決めておいて、その株価になったら売るという注文を入れておくのです。これによって感情に左右されず、上手に損切りできることになります(私は無理ですが(^^;)。

株式投資に正解はない

最近、数人の成功した経営者の考え方ややり方について述べられている本を読みました。興味深く読んでいたのですが、思ったことは「物事に正解はない」ということです。経営者の中には”現場主義”を取る人もいれば、”現場など見ても仕方ない””ライバル店など視察に行くのはムダ”という考えの経営者もいます。それぞれ名をはせた経営者です。成功に至る過程にもいろんなパターンがあります。現場を見る、見ない、どちらがいいとか悪いとかはわかりません。結果を見て「現場を見ていたから成功した」なのか「現場を見なくても成功した」なのかということです。株式投資もそうです。利益が出たらどんなやり方でも正解と言えます。ただ、私は個人的にはデイトレとかは興味がないし、自分がやってもうまくいかないだろうなと思っています。株式投資にも当然基本はありますし、いろんな指標もあります。その基本を踏まえて、自分はどういうスタンスを取るのがよいのか考える。その後、経験を積めば基本とは異なるやり方を試してみるというのもありです。他人まかせではない、自分の投資スタンスを確立していくことが株式投資を楽しみながら資産形成していける要素だと思っています。

株式投資のほんとの基本

株式投資は「安く買って高く売る」。これが利益が出る秘訣です。当たり前のことですが。では、いつ買うかということですが、これは「安い時」となります。しかし「安い時」がわかれば苦労はないわけです。私が「安い時」と思うのは、誰も株式投資のことなど話題にしない時です。マスコミも株の話題を取り上げない時、株なんか買うもんじゃない‥と言われている時が絶好の株を買うチャンスなのです。リーマンショック後からアベノミクスが始まるまでに株を買った方は利益が出ていることでしょう。そういう意味からいうと、今は株価が高くなって買い時ではないということが言えます。ただ、人間の心理として、みんなが株なんか買うもんじゃないという時は、株など買いたくありません。反対に今のように株価が20年ぶりに○○円越えなどと聞くと、じゃあ、買ってみようかとなるのは当然のことかもしれません。今から株式投資を始めようという方は、値段の安い株から始めてみることです。極論をいうと、その株価が0になったとしても仕方ない、これも勉強‥と諦められるぐらいの金額の株です。ラッキーなことに株価が上がって利益を確定(つまり売る)しても、決して自分に見る目があったとうぬぼれないことですね。株式投資は油断せず手堅くやることを肝に銘じておきましょう。

20代の資産形成

今回は20代の方の資産形成をどう考えるかについてお話します。20代の方は全員とは言いませんが、まだまだ将来自分がこうなるという確信がない方がほとんどだと思います。私的には20代から老後に備えて貯金という考えは惜しい気がします。と、言っても20代だから貯金をしなくてもよいと言っているのではありません。今の20代の方であれば人生90年は珍しいことではなく、むしろ人生100年ということも大いにあり得ます。このように考えると、20代から貯金や投資の習慣をつけておくと後々楽ですよということは言いたいと思います。iDeCoは老後資金をつくるというのが売り文句ですが、20代の方であれば、何もすぐにiDeCoを始めましょうとは思いません。例えば毎月5,000円をiDeCoの掛金とした場合、1年で60,000円。20代の方であればまだ給与もそんなに多くはないと思いますので、5%の税率だとしたら所得税は3,000円安くなるだけとなります(住民税は6,000円安くなります)。iDeCoの場合、加入時に手数料2,777円、毎月口座管理手数料として最低167円かかります(金融機関によって額は異なる)。プラス60歳まで引き出しは不可です。ただ、反対にこれぐらいの金額であれば、別に60歳まで引き出せなくても大丈夫という考えもできますが。20代の方であれば、「老後資金」をという考えではなく、コツコツ資産を形成していくと考えて加入時の手数料や口座管理手数料がかからない「つみたてNISA」がよいのではないでしょうか?iDeCoの最低掛金は月5,000円ですが、つみたてNISAは1,000円から始められる金融機関もあります。もちろん余裕のある方はiDeCoもつみたてNISAもどちらも上手に使い分けるということもできますよ。

つみたてNISAの注意点

つみたてNISAはiDeCoと比べて自由度が高いのがメリットですが、当然つみたてNISAにも注意点はあります。投資商品を購入したことがない人がお付き合いしている金融機関と言えば銀行が中心かと思います。だったら、いつも取引している銀行でつみたてNISAを始めてみようか?と考える方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、これは少し待って下さい。つみたてNISAで購入できる投資信託は、金融庁が定めた商品なのですが、どの金融機関でも同じ商品を取り扱っているわけではありません。NISA口座は1人につき1口座と決まっていますので、口座を開く際には慎重に「どの金融機関にするか」ということを決めなければなりません。何も考えないで、普段お付き合いしている銀行だからといってNISA口座を開いてしまうと、その銀行で取り扱っている投資信託しか買えないことになります。ETFも基本銀行では買えません。もう1つ、つみたてNISAも一般のNISAと同じで「枠は復活しません」。積立できる金額は年間40万円が上限ですので、売ったからその分、枠が空いたとはならないわけです。こう考えてくると、つみたてNISAは「どんな投資信託を買うか」→「その投資信託を扱っている金融機関を選ぶ」という順序が重要になってきます。途中で商品を乗り換えることは極力避けた方が良いでしょう。

年齢と相談してみることも‥

資産形成を始めるのなら若い方が有利なことは間違いありません。時間があるということは何事においても大きいですよね。若いうちから始めていれば、試行錯誤しながら(もちろん失敗もしながら)いろんなやり方を試すことができます。ただ、そうは言っても、時間は巻き戻せません。資産形成を始めたいと思って投資商品を買ってみる。このときは誰もが初心者です。年齢は関係ありません。60代で始めてももちろんOKなのですが、ここで問題になるのが制度のお話です。iDeCo(個人型確定拠出年金)は60代では始めることができません。iDeCoは60歳までしか加入できないからです。掛金を拠出できるのは60歳までです(運用は70歳まで可能)。例えば50代の専業主婦の方がiDeCoに加入しても、元々税金を払っていないので、掛金の所得控除は関係ありません。そう考えると、50代の専業主婦の方であれば「つみたてNISA」の方がメリットが大きいように思います。「iDeCo」も「つみたてNISA」も運用益は非課税です。但し、年間拠出額が異なります。専業主婦(第3号被保険者)の方の■iDeCoの年間拠出額の上限は27万6千円。■つみたてNISAの年間拠出額の上限は40万円。こう考えるとつみたてNISAの方が多くの金額を積み立てられます。今、55歳の専業主婦の方がいるとして、iDeCoは5年間しか拠出できないので138万円が上限。つみたてNISAであれば20年間拠出できるので800万円が上限(75歳まで積み立てるというのは現実的ではないでしょうが)。5年としても200万円は積み立てられます。もう1つ注意したいのは、iDeCoの場合は55歳の加入であれば60歳になってもお金を引き出すことはできません。55歳の加入の場合は、63歳で受け取ることになります。つみたてNISAであれば、60歳で引き出すのは可能ですし、まだもう少し積立したいと考えるのであれば20年までは可能です。自由度という点からみても、50代の専業主婦の方であればつみたてNISAの方がメリットが大きいと言えそうです。

まずは「つみたてNISA」から?

これから資産形成を始めるための一歩として、制度を上手に利用しましょうということを前回書きました。老後資金ならまずiDeCo(個人型確定拠出年金)が考えられますが、老後資金と限定しないで投資商品を買って資産形成をしていきたいと考えるのであれば、「つみたてNISA」はおススメの選択肢の1つです。「NISA」について簡単におさらいしますね。「NISA」は利益が出ても、また配当や分配金も税金を支払わなくてよいという制度です。一般のNISAはもう既に始まっており、年間120万円の枠があり、累計で600万円までの枠を持てるというものです。2018年から始まるのが「つみたてNISA」です。「つみたてNISA」も利益や分配金には税金がかからないという制度です。一般のNISAと違うのは年間40万円が上限となり、期間は20年間(一般のNISAは5年間)です。一般のNISAでは株式やREITなども買えますが、「つみたてNISA」は株式投資信託とETFのみが対象商品となります。株式投資信託は信託期間が20年以上または無制限、毎月分配型ではない、販売手数料は無料、信託報酬も商品の種類によって○○%以下と金融庁によって決められています。始めて投資商品を買う人にとって、金融庁が定めた株式投資信託から商品を選ぶのであれば、それだけでかなり商品選択のハードルが下がると思いますよ。次回も「つみたてNISA」についてお話しますね。

資産形成のはじめの一歩③

私が株を買い始めた頃は、俗に言うバブルの時でほんとに景気が良い時期でした。少し話が逸れますが、今、景気がかなりいいという指標が出ているようです。株価もかなり値上がりしています。しかし、80年代後半のバブルの時とは全然比べものにならないと私は思っています。当時はみんな景気が良かった。格差など感じませんでした。現在は株価は上がっていても、ほんとに景気の良さを感じている人はほんのひと握りではないでしょうか?さて、そうは言っても嘆いてばかりはいられないので、しっかり資産形成をしましょうよ、それには「制度を知って上手に活用しましょう」ということです。私が株式投資を始めた頃は、ネット証券もなければ、ミニ株もなければ、NISAもiDeCoもありませんでした。私が思うには、当時は景気がいいので、株を買いたい人は勝手に買って下さいね‥という感じだったのです。でも、バブルが弾け、株価が低迷したまま、日本は失われた20年と言われました。つまり国も危機感を持ったのではないでしょうか。それに少子化、高齢化で昔ほど公的年金に余裕がなくなり、老後は公的年金だけでは暮らせませんよとしきりにアナウンスされています。自助努力で老後は頑張って下さいね、そのためには預貯金だけでは厳しいですよ、だからこういう制度を用意しますので利用して下さいねということだと思っています。制度についてはまた次回にでもお伝えしますね。

資産形成のはじめの一歩②

資産形成のはじめの一歩

これまで全く資産形成の経験がない方が、投資商品を買って資産形成を始めようと考えたとき、どういう風に商品を選べばいいでしょうか?これがわりとハッキリしている方は、始めるのにさほどハードルが高くはないでしょう。例えば、株に興味があるから個別株を買ってみようとか、値動きをあまり見たくないから投資信託にしようとか。個人的にはおススメしませんが、不動産が好きな方なら不動産投資もいいかもしれません。まずは興味がある投資商品を買ってみることです。間違っても「流行りの投資商品」に手を出すべきではありません。投資で一番やってはいけないことは、流行っているから、誰々がいいと言ったから‥と自分で何も考えず、勉強しないことです。個人的にはおススメしない不動産投資も、不動産に興味があるという方なら情報収集にも力が入るでしょう。余談ですが、FPの上級資格であるCFPは6科目の試験に合格しないといけません。その中に「不動産」もあるのですが、私は最後の最後まで不動産に苦しめられました。不動産には正直全然興味がないので、勉強にも身が入りませんでした。資産形成は長い時間をかけて、地道に行っていくことが大切です。まるで興味が持てないもので始めてしまったら、途中で挫折してしまいます。始める際には注意が必要です。

投資信託は基本のものから‥

お知り合いの方から投資信託の分配金13万円を貰ったと聞きました。当然のことですがエチケットとして元本はいくら(つまりその投資信託をいくら買ったのかということ)は聞けませんが、ざっと勝手に計算して2.5%ぐらいの利回りではないかと思いました。ご本人は満足されているので、それはいいと思うのですが、その投資信託の内容を聞いてみると、普通はあまりおススメできるものではないなと思いました。まず、新規設定の投資信託でした。新しく出た投資信託は実績がないことから買わない方がいいと思います。過去の実績と今後その投資信託がどうなるかは別問題ですが、やはり過去どれぐらいのリターンがあるかを知ることは多少参考にはなります。その投資信託の投資先が偏っている、分散されていないことも問題だと思いました。他には、販売手数料、信託財産留保額(解約の際必要)が必要ということもひっかかりました。信託報酬も1%を軽く超えています。ついでに言うと、分配型というのも疑問です。このお知り合いの方は投資に慣れている方で、対面営業の証券会社の営業マンが付いておられます。その営業マンが勧めた外債で損をしたので、これで取り戻したそうですが‥。私のポリシーとして、お客様以外には口は出しません。何より、ご本人が納得しているのであればね。ただ、投資初心者は基本の投資信託から買われるのが良いと思います。

「配当」と「株主優待」ここが違う

株主優待は全上場企業の3分の1程度(1200社以上)が実施していると言われています。以前は自社製品が多かったように思いますが、最近は自社製品だけでなく、クオカードやお米などそれぞれの企業が工夫を凝らしています。企業は個人投資家を増やしたいと考えているため、株主優待に力を入れています。株主優待で有名になられた桐谷さんの優待生活をテレビや雑誌で見られて、株を買ってみようかと思われる方も多いかと思います。実際、株主優待は株価に影響を与えていて、その影響力は配当より大きいとも言われています。配当は「お金」で貰う、株主優待は基本「モノ」(割引券などもあります)で貰うものですが、それ以外にも違うところがあります。配当は1株につき○○円の配当となります。株式投資には売買の最低単位の「単元」というものがあり、例えば100株が単元の企業の場合、1株50円配当だとすると、100株持っていれば5,000円の配当ということになります。一方、株主優待は株主1人につき1つとなります。1人で200株持っているから優待品2つは貰えないのが原則です(クーポン券などの場合、単元が増えることによって割引額が増えるということはあります)。優待品を2つ欲しいのであれば、自分と家族で1単元ずつ持つとよいでしょう。配当は1人で200株持っていたとすると、先の例で言うと10,000円の配当が貰えます。最近は株主優待も長期に持ち続けている株主には、手厚くするという企業もあります。優待で気をつけたいのは、最低単元では優待はないという企業もあります。もう1つ、配当は本決算と中間決算で貰えても、優待は決算のみもしくは中間決算のみという企業もあります。優待狙いの方はこのあたりはきっちりと確認しておきましょう。