悩める女性をサポート!関西のFP@中村真里子

兵庫県宝塚市在住のFP(CFP)の
中村真里子です。

詳しいプロフィールはHPをご覧下さい。
https://fp-mariko-yosuga.amebaownd.com/


平成 5年  社会保険労務士試験合格
       
平成14年  日本FP協会 CFP合格

平成15年  1級ファイナンシャル・プランニング技能士合格


その他に日商簿記2級・秘書検定2級取得


記事一覧(1417)

○○ならムダ遣い認定

昔、買い物依存症のような状態だったことがあります。欲しいものがあれば即買い。例えばバッグの色違いで迷ったら両方買うとか。今、考えると恐ろしい状態でした。基本、私は買物好きなのだと思うのですが、でも割とモノを捨てることにも抵抗ありません。何年か前の着なくなった服をいつか痩せたら着れるだろうと思って残しておくということもありません。昔のブランド物のバッグも今は手元に1つもありません。買い取ってもらいました。定期的に要らないものはないかと探して売ったり捨てたりしています。この捨てるときにあることに気づきました。私、なんでこれ買ったんだろう‥?とわからないことが多々あるのです。思い入れのあるものであればどこのお店で買ったとか、何故これを買ったのかなどが思い出せると思うのですが、全く何も思い出せないモノもあります。特に安いものはそうです。私の場合、100均で買ったものなどは特にです。なんでこれが必要だったのだろうかとか、いつ買ったのだろうかとか捨てながら頭をひねっていました。このように考えると、何故買ったのか、いつどこで買ったのかなどが思い出せないものというのはムダ遣いだったのではないか?という結論に行き着きました。自分が何にお金を使っているのかわからない、何にムダ遣いしているのかわからないという人は家の中のモノを整理してみて下さい。そのモノが今、家の中にあるのは何故なのか、いつどこで買ったのかが思い出せないのであればムダ遣い認定です。

初心者の株式投資②

株式投資は当たり前ですが買って終わりではありません。ただ、最初はどの銘柄を買うか、いつ買うかで頭がいっぱいになります。株式投資を始めてすぐの頃はいい銘柄を見つけたら買いたい!と思う気持ちを抑えきれないことがあります。しばらく株価を見ていて安くなってくるとよし!と思って買いを入れてしまいます。もちろん自分が安い、ここだと思って買うのが悪いとは思いません。しかし、私は昔これで結構高いところで買ってしまうことがありました。ただ、別にすぐに必要になるお金で買ったわけではないので下がっても辛抱強く持ち続けました。それでも気になって株価を見るたびに辛い思いにはなりましたが。辛抱強く持ち続けていたら数年後には上がって利益が出た銘柄は結構あります。株式を取り巻く状況がよくなったことと、買った銘柄の業績がよくなったこと。理由は様々です。数年辛抱強く持ち続けている間に他にいいと思う銘柄を買うというのもそうですが、もう1つ私は「ナンピン買い」を結構しました。「ナンピン買い」とは安くなったら買い足すということです。例えば1000円で買った株が下がって900円になったとします。1000円と900円を平均すると950円になります。つまり1000円で1株買った株が950円で2株を持つということになり、1株の単価が下がることです。「ナンピン買い」はどちらかというと否定されることが多いのですが、私は割と成功しています。但し、やはり最初に買う銘柄をきちんと選ぶこと。数万円もしくは10万円台で買える株を探すこと。何故、株価が下がっているのかを確認すること。業績が悪くなったり何か不祥事が起こって下がっているのかもしれませんのでそういう銘柄は慎重にならないといけません。

自分のリスクを書き出してみる

前回の記事でまずは半年分から1年分の貯金を作りましょうと書きました。これは一応の目安と考えて下さい。家庭の状況、家族構成、職業などで変わってきます。例えば、独身でひとり暮らしの人であれば半年分では厳しいかもしれません。ただ、会社員で雇用保険(いわゆる失業保険)に加入している人であれば、半年分でも大丈夫かもしれませんが、雇用保険の場合、自己都合で退職したのであれば2ヶ月から3ヶ月は給付制限といって支給されませんので、つまりこの期間は無収入になってしまうことになります。結婚していても住宅ローンを支払っている場合、この場合も半年分では厳しいかもしれません。配偶者がいるので生活的には安定しているかもしれませんが、2人分の収入で家計をやりくりしているのであれば、1人分の収入がなくなるということはかなり家計がきつくなるという覚悟は必要です。会社員ではなく自営業の人、雇用保険に入っていないパートやアルバイトの人はやはり1年分ぐらいの貯金を持っておくのが安心です。反対に言うと次の仕事を確実に決めてから今の仕事を辞めるということにしていればもう少し少ない貯金でもよいのかもしれません。このようにどれぐらいの貯金を最低限持っていなければならないのかというのは千差万別です。独身で家賃を支払っていて次の就職は決まっておらず、退職金もない‥など現在のご自分の状況がどんな感じなのかを書き出してみればどういうリスクがあり、それであればこれぐらいの貯金を持っておかないとヤバいと知っておくといいでしょう。その額を目標にしてあとはお金を貯めるのみです。

すぐに使えるお金はとても大事

インフレや低金利ということを考えるとこれからの時代「投資」は必須だと言われています。個人的にはどうしても投資に抵抗があるという人は別に絶対投資をするべきだとは思いません。投資なんて胡散臭い、投資なんて怖い‥と考えている人が無理矢理投資をしても精神衛生上よくないからです。もし、やはり「投資」をしてみようと考えている人でも順番を間違えないことが大事だとアドバイスしたいと思います。何よりもまずはとにかく「貯金」をある程度作ること。これは生活費の6ヶ月分から1年分ぐらい。それが優先です。貯金が全くないにもかかわらずとにかく投資しなきゃというのは問題です。生活費の6ヶ月分から1年分ぐらいの貯金をと書きましたが、他には数年先に予定されていることについてはお金を用意しておく必要があります。これにはお子さんの進学や家を買う予定などが考えられます。つまり何かあったときにすぐに使えるお金はちゃんと準備しておくことです。定期預金でも総合口座にしておけば定期預金を崩さずにお金下ろすことができます。とにかくお金を増やしたいからとなんでも投資に回すべきではありません。預金の良いところはいつでもすぐにお金を手にできることです。そういう意味では「保険」はやはり保障のみを買うのがよいと考えます。別に中途解約すればいいやんと言われれはそうなんですが、ほとんどの保険が満期近くまで元本割れです。投資では損をしたら嫌だと考えているのに保険ではあまりそういうことは考えないという人も多いです。すぐに使えるお金というのはとても大事なんです。

初心者の株式投資

投資を始めるのであれば興味のあることを対象にしましょう。今、流行っているからとか、誰々さんが儲かるって言ったから‥というのは避けましょう。私は株式投資がわかりやすくてよいと思います。上場企業であれば毎日値段はわかりますし、売れば数日後には現金化できます。ただ、株式投資もこの会社が良いと聞いたから‥という理由で投資するのはあまりお勧めできません。その会社が何をやっている会社かわかっていますか?その会社が何の会社かもわからないで誰かが良いと言っていたから買うというのはやめておきましょう。株式投資をするのであれば自分の知っている会社、好きな会社、応援したい会社を探していくのがよいと思います。株式投資って出資してその会社が利益を上げればその利益の一部を貰うというのが元々の意味です。これが所謂配当ですね。別に買いたい理由はなんでも構いません。私の周囲ではキティちゃんが好きだからサンリオ株を持っているとか、京都出身だから京都の企業を買うなどという人たちがいますよ。私は商品やサービスが好きだからという理由で買ったりします。もちろん株主優待狙いでも構いません。私も優待狙いで買った株もあります。ただ、飛びついて買うのはやめた方がいいです。その会社のHPを見て自分が思っているイメージと合っているかをチェックすることも必要です。ある会社がいいなと思っていてHPを見たのですが、イマイチ核となる商品がないなと思って買うのをやめたこともあります。しばらくは毎日の株価をみておくのも有効かと思います。これはやはりできるだけ安い株価で買うのが株式投資の基本だからです。数ヶ月見続けていると安いと思うときが来ますのでそのときに買いを入れます。数か月前ですがある会社の株価をずっと見ていて安いなという株価が数日続いていました。しかし、馬鹿な私はまだ下がるかも‥と思いもう少し様子を見ることにしました。するとその見ていたときが底でそれ以降株価が上がり出しました。こういう失敗はご愛敬。また、見続けて安くなったら買おうかなと考えています。

自分のお金は自分で守りましょう

起業した人の話を読んだりすると「知り合いの紹介で仕事が来た」という話がよく書いてあります。確かに知り合いが仕事を紹介してくれると営業する必要もないしいいなとは思うのですが、私的にはしんどいなと思うのが実感です。私も何度かそういう経験があったのですが、やはり紹介してくれた人のこともあるので多少理不尽な要求をされたとしても断ることができませんでした。紹介してくれた人から「私から言ってみようか」と言われたこともありますが、それも悪いなと思ってしまってお願いできませんでした。性格的なこともあるのだとは思うのですが、余計な人間関係が持ち込まれることもあるので。知り合いだから自分の勤めている会社に紹介したけど結局上手くいかずその知り合いと仲が良くなくなってしまったという例も見ています。さて、最近お笑い芸人の投資の話が話題になっていますね。詳細はわからないので想像の範囲で書きますが、これも人間関係的に断り切れなかったのかなとも思います。見ず知らずの人間であれば悪意を持って投資を持ち掛けてくるのでしょうが、知り合いであれば善意で投資を持ち掛けてくる人もいると思います。あるいは持ち掛けてきた人自身が無知なのか。投資は知り合いが信用できるとかいう問題ではないように思います。投資の内容が大事。よくわからないものは拒否しましょう。勧めてきた人の人柄がいいからとかは関係ありません。最近気になるのは某金融機関のCMです。「ぬくもり」を大事にとか。お金に関してはもっとシビアになってもよいと思います。自分のお金は自分で守りましょう。

介護が半分終わりました

先日、父が旅立ちました。2016年頃に様子がおかしくなり「認知症」だと診断されました。同じ頃、母も心臓が悪く入院しました。そして母にも認知症の症状が。まず、地域包括支援センターに相談に行き、何か所かの施設を紹介してもらい電話をしてみました。両親の状況を話し、母のために毎日ヘルパーさんに入ってもらうことになりました。父は認知症の薬を毎日飲むことになりました。あれから6年。父は最初の頃は「泥棒に入られた」とか「お金がなくなった」など言っていたのですが、私が毎週帰るようになるとそういうことをほとんど言わなくなりました。医師に認知症を軽く考えてはいけないとかなり脅されていたのですが、父の場合、思ったほど認知症は進まなかったように思います。ただ、去年あたりから転倒することが多くなりました。父は体的には元気で毎日買い物に行ったり散歩をして歩いていたのですが、転倒が増え、1度救急搬送されたこともあります。今年の2月頃から急に衰え出し、3月に救急搬送され入院しました。2度の転院をしましたが、力尽きました。介護が始まった当初は父との意思の疎通もあまり上手くいかず途方に暮れました。父と母の2人を病院に連れて行くだけでもどっと疲れ、こっちの方がダウンしそうだと思ったりもしました。たまたま、お願いした施設の方々がよくして下さって、父は週2日のデイサービスに通って将棋などを楽しんでいたようです。6年間、認知症になった父と接してきて強く思ったことはやはり心は通じるということです。もちろん、こっちが言ったこと、自分が言ったこともすぐ忘れてしまうのですが、私の名前を最後まで忘れたりはしませんでしたし、私が家に行くと嬉しそうでした。元々、優しい父だったのですが、認知症が発覚した頃はイライラしていることも結構ありました。しかし、私が度々顔を出すことで穏やかになっていきました。まあ、段々弱ってきたということもあるのでしょうが。相談しやすいケアマネージャーを探すこともポイントだと思います。自分ができること、できないことをはっきりさせてサポートしてもらうことが大事だと思います。相性が悪いと思うケアマネージャーはチェンジしてもよいと思います。父を送っていろいろ後悔はあるのですが、後悔のない介護はなかなか難しいのではないかと思っています。ご自分の精神状態がよくなければ介護もスムーズにいかないと思います。母の介護はまだ続きます。

快適な生活のためにお金を使います

20代の頃は光熱費の節約にハマっていまして、お風呂の水で洗濯する、クーラーはほとんど使わないなどの生活を実践していました。その後もそれなりに光熱費には気を付けていました。実際、数年前まで夏場でもクーラーをつけない、冬も年が明けるまで暖房器具を一切使わなかった年もありました。しかし、ここ数年の猛暑にさすがにクーラーなしで過ごすことはできず、現在は適度にクーラーも使用しています。今年は光熱費の値上げもあってためらいもありますが、それでも使っています。1つはやはり年を取ってきたので体に負担のかかる節約は厳しくなってきたというのもありますが、一番は「快適に生活を送りたい、体調良く毎日を過ごしたい」というのが大きいです。20代の頃はやっぱり貯金をしなければと光熱費の節約にも熱が入っていました。もちろん、今でもお金は貯めなければとは思っているのですが、生活の質を下げたり、体に我慢を強いてまで節約することが必要なのかと考えるようになりました。闇雲に節約をするのではなく、お金を使いたいと思うことにはお金を使い、別に大して使う必要のないものにはお金をかけないということを徹底しようと思っています。これがはっきりしていればお金は自然に貯まっていくはずです。そしてストレスもほとんど感じなくなるはずです。例えば、光熱費は節約しても他にどうしてもお金を掛けたいことがあるのであればそれは1つの考え方です。好きなものにお金を使うことが「快適な生活」に繋がるとも思います。辛くなる節約、しんどい節約、健康を害する(心身とも)節約はやめましょう。お金は毎日を楽しく過ごすために使いたいものです。

請求書・領収書はよく確認を!

父が3月に救急搬送され入院しました。誤嚥性肺炎です。91歳の高齢ということもあり、一進一退を繰り返していました。父の入院した病院は急性期病院ということもあり入院できる期間が決まっていたため、6月には次の病院を探すことになり決まっていたのですが、その病院が満床だったためまた別の病院に転院しました。それが6月の7日のことです。そして6月25日に入る予定だった病院に転院しました。6月7日から25日までいた病院に先日電話をして入院代を聞きました。なんと130,358円という返答でした。父は一般の区分に入るため医療費の1か月の上限額は57,600円です。他におむつ代やパジャマなどのレンタル代などがあるにしても13万円という額は高すぎるのではないかなと思いました。そして病院まで支払いに行きました。そのとき請求書を見せてもらったのですが、その請求書に「差額室料」とあったので「これは何ですか」と聞いてみると「個室代」とのことでした。確かに最初は4人部屋に入っていたのですが、私が2回目に行ったとき父は個室にいました。そのときは衰弱が激しくやっと息をしているという状態だったので個室に入れられているのだなと思いましたが、個室に入れるということを聞いてもいませんでしたし、了解した覚えもありません。そのことを受け付けの人にいうとお待ちくださいということで待たされました。結局、やはり個室代というのは間違いで支払いは8万円で済みました。今回はたまたま、18日しか入院していないのに13万円は高いなと思ったことと、請求書をちゃんと見たことから間違いが発覚しました。病院の請求だから正しいと思い込まずによく確認しておかしいと思ったら聞いてみましょう。「個室代」はこちらが希望した場合は支払いますが、病院の都合で個室に入った場合は支払う必要はありません。このことは覚えておいて下さいね。

株主総会に行って来ました