働く女性を応援!関西の社労士・FP@中村真里子

記事一覧(441)

家計を立て直す過程

買物依存で貯金がなくなったときに、安易な気持ちで自営業となり、そしてがんを宣告されました。これ、私のことですが、このときはほんとに「お金」のことで思い悩みました。しかし、悩んでいても仕方ないので、家計の立て直しに着手。まずはとにかく「家計簿」。数年つけていたことはあったのですが、あのときのやり方ではダメだと思い、試行錯誤。とにかく何にお金を使っているのかをまず知ることでした。市販の家計簿を使いましたが、そのままつけるのではなくて、自分の家計に沿うようにつけ方を考えました。他には、銀行口座の整理。総合口座で定期預金を持っていましたが、当座貸越でマイナスは膨らむばかり。定期預金があると油断してしまうので思い切って定期預金は解約しました。低金利なので定期預金のメリットはあまり感じません。クレジットカードもメインのカードを決め、買物するときはそのカードで。後に光熱費や通信費などもクレジットカードで引き落とすことにしました。ポイントが貯まるのはもちろんですが、こうすることで支払いの金額がわかりやすいということがメリットです。年に1回もしくは数回出ていくお金の把握もしました。社労士会やFP協会の会費、火災保険、パソコンのウイルスソフト代など。家電製品も手帳にいつ購入したか記録しておき、買い替え時期も考えておきます。何も考えていない頃は、不意討ちのような請求書が来て、えーとなったこともありました。参考にしていただければ幸いです。

タイミングを計る

介護で仕事を辞めるな

前回はがんになったからと言って仕事を辞めないでほしいということを書きました。今回は介護の問題です。去年あたりから両親が少し変だとは思っていたのですが、今年になって母の心不全による入院(認知症もあり)、父の認知症という両親の介護に直面しました。正直これまで両親とそういうことについて話し合ったことはありませんが、子どもは私ひとりなので私がやるしかないわけです。ここの記事でも家族の介護ということで、介護保険の認定を受けるまでやたら時間を取られたことを書きましたが、これは本当に辛かったです。私のように比較的自由がきく仕事だからまだしも、普通に会社に勤めていたら‥と考えるとぞっとします。それでも、やはり親の介護で仕事を辞めてほしくないと思うのです。介護は育児とは違って終わりが見えません。最近「介護離職」が問題になっているのは、親を看取った後、結局再就職ができないという現実に直面するからです。育児のように数年経てば、手が離れ復帰できるというメドが立つものではありません、介護は。育児は子どもが成長していくに従い、楽になっていくことが想像できますが、介護はむしろ時間が経つにつれ、しんどくなっていくのではないでしょうか。今は介護休業の制度もあります。会社の就業規則をよく見て、休みを上手に使いながら、仕事との両立を考えてみられるとよいと思います。ひとりで抱え込まないで、ケアマネージャーに相談してみることも大事ですし、自分ができることの限度も伝えておくことが大切だと思います。

がんで仕事を辞めるな

私事ですが、2010年にがんを宣告されました。自分ががんになるなんて考えたこともありませんでした。がんになればあとは余命を楽しんで好きなことをして生きようと漠然と思ったことはあります。これはただの妄想です。むしろ、がんになって思ったことは、どうやって治療していくのか、仕事はどうやって続けていくのか、お金は大丈夫なのか‥と、私の場合はこうでした。私は自分で稼いで生活をしていかないといけないので、仕事を辞めて治療に専念するという選択肢はありませんでした。がんになっても仕事は辞めない、今でもそれは変わりません。がんに罹患した方の中には、職場に迷惑をかけるから退職しないといけないと考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、その前に今一度、自分は本当に仕事を辞めたいのかということを自身に問い直していただきたいと思います。治療が始まる前からもう仕事なんて絶対ムリと考えて早まって仕事を辞めてしまうことだけは避けてほしいのです。私も最初の病院では、抗がん剤の副作用で仕事は多分できないでしょう。日常生活もキツイと思いますと言われました。しかし、実際、抗がん剤治療も始めてみなけれはどんな副作用が出るかは個人差があります。もしも、実際副作用が出たらそのときに仕事を続けられるのか考えればよいことです。がんを宣告されてしばらくはパニック状態となり、冷静な判断ができないかもしれません。だからこそ、早急に結論を出すことはやめましょう。医師や信頼できる人に相談するのもひとつの方法です。

書類が多過ぎる

両親の介護保険を申請するにあたって、時間が取られ過ぎることが大きな悩みでした。一時、母は入院していて、父は1人で家にいましたから、病院に行って、家にも行って、その間に市役所に行ったり、包括支援センターに行ったり、認定調査に立ち会ったり。2人分ですからその労力はかなりのものだったと思います。介護度が決定して、介護保険を開始するに際しては、とにかく書類、書類の山でした。■健康保険証■介護保険被保険者証■介護保険負担割合証を用意して下さいとのこと。両親は認知症ですので、こういう管理もできないので、市役所に私の方へ両親関係の郵便物を送ってもらうよう届け出も出しました。ケアマネージャーとの契約、デイサービスの契約。契約書がいっぱいあり、署名、捺印。ほんとに疲れました。マイナンバーの通知カードも両親は紛失してしまい、母は体調が悪くて無理だったので、父だけ連れて市役所に再発行の申請に行きました。当然ですが、母の通知カードは母本人が行かないと申請できません。もしくは委任状が必要です。余談ですが、マイナンバーのみを確認したいのであれば、住民票を取ればわかります。母の場合はこれでマイナンバーを確認しました。せっかく「マイナンバー」という制度を作ったのであれば、マイナンバーを活用して保険証も1本にして、書類ももっと少なくならないのでしょうか。国が国民を管理するためというのがマイナンバーの本音でしょうが、それより国民の利便性を考えてもらいたいものです。

銀行はお金を預けるところ

報道ステーションで銀行のカードローンの問題についてやっていました。以前はお金を借りたいと思えば、消費者金融(いわゆるサラ金)で借りないといけませんでした。しかし、それって案外ハードルが高いような気がします。昔、友人が大手の消費者金融にお金を借りていて、1日返済が遅れるとすぐに職場に電話がかかってくるという話を聞いたことがあります。やっぱり恐ろしいなあと思いました(もちろん返さない方が問題なのですが)。現在は銀行のカードローンで手軽に借入できます。テレビでCMもバンバン流れていますし。私が普段仕事でよく行く銀行や郵便局はかなりのスペースを割いて、保険を売っています。これなど見ていると、余程保険を売るのはおいしい商売なのだなと実感します。マイナス金利の影響で住宅ローンもほとんど儲からないということであれば、銀行は個人のカードローンや保険、投資信託を売ることで収益を上げようとしていることは理解できます。しかし、私たち消費者はカードローンを使ったり、保険や投資信託をわざわざ銀行で買う必要があるのかということはよく考えてみた方がよいです。定期預金に預けていても利息はほんのわずか。だったら投資信託や保険を買って少しでも増やしましょうと言われたとしても、手数料を払ってほんとに思い通りの運用ができるのかはまた別の話なのです。私たち庶民は銀行はお金を預けるところだと割り切った方がいいかもしれません。

家族の介護⑤

現在、母は要支援1で毎日ヘルパーの人に来ていただき、薬をきちんと飲んでいるかチェックしてもらっています。父は騙して病院に連れて行き診断を受け、要介護1となり、先日デイサービスの体験をしてきました。これから契約する予定です。2人ともなんとか介護保険のお世話になることになりましたが、正直ここまででもかなり大変でした。1つは普段病院に行っていない父を病院に連れていくまでのことです。とにかく病院に連れて行って診断してもらわないと、介護保険の申請はできないというのがかなり負担でした。体の不調であれば、病院に連れて行くのはまだできるのでしょうが、認知症の場合は本人は自分でなんでもできると思っているので、普通に病院に行きましょうと言っても聞いてくれません。できれば、市町村と病院が連携して医師を派遣して診断してくれればいいのにと思ってしまいました。事務手続きを初め、時間を取られることが多いのも負担でした。両親2人の申請のため、それぞれを病院に連れて行ったり、市役所に介護保険の申請書類をもらいに行き、提出。認定調査に立ち会い、ケアマネージャーとの面談、契約‥などなど。母が転院した先の病院を退院してからもかかりつけ医としたかったのですが、③で書いたように、その病院の対応があまりにもひどかったので、かかりつけ医を探すのにも時間を取られました。いとこが1人助けてくれてそれによってかなり精神的にも助かった部分がありました。しかし、2人とも認知症ですので、暴言を吐くこともあり、1度いとこにもう耐えられないと言われ、ほんとに申し訳なく思いました。私も正直、ほんとに何度もなんでこれだけやっているのに、こんなことを言われないといけないのだろうと思うことも度々です。周囲にもいろいろ言われます。親戚や医師などに。それぞれ言うことはまちまちですし、それはあくまでその人の考えだと思うことにしました。結局他人は口は出すけど、実際面倒を見るのは私で、親が認知症であるかぎり親は決められないので、私ができることを優先するしかないと割り切ることにしています。だから、例えばどの施設にお願いするかを考えるときも時間とか気持ちに余裕があれば、全部話を聞きに行き決めるということもできるのでしょうが、とてもじゃないけどそういう余裕はありません。今後も1ヶ月に1度はケアマネジャーと面談があり、書類にサインしないといけないそうです。これも正直言うと負担です。介護保険制度はもちろんなくなっては困る制度だと思っていますが、事務処理の面で見直しをしてほしいことがかなりあります。介護退職が問題になっている今、もっと身内の負担を軽減していくことにも考えを巡らしてほしいとつくづく思います。

家族の介護④

周囲にまず介護保険の申請に市役所に行きなさいと言われたので、母が最初の病院に入院中に両親分の申請に行きました。母は無事申請できましたが、その時点で父は病院に行っていなかったので、まず病院に行って、医師の意見を書いてもらって下さいと言われました。しかし、父は病院嫌い、まして認知症ぽいから病院に行こうと言っても怒るだけです。病院に行かなくて困っていますと言うと、地域の包括支援センターに1度相談してみてはどうですかと言われ、電話をしてみました。丁寧に話は聞いてもらえましたが、解決策はありませんでした。市役所では往診の医師を紹介してもらえるかもしれないと言われていたので、それも聞いてみましたが、そういう医師はいませんと言われました。母の転院先の病院は前回書いたように、早く母を退院させたい一心で、包括支援センターに退院後のことを相談に行けばどうか、これまでの経緯をFAXしておくからと言われ、相談に向かいました。介護保険を使うといっても、母は基本的には自分のことは自分でできるので、問題は心臓の薬を毎日きちんと飲めるのかということでした。とにかく毎日薬だけきちんと飲んでいるかチェックしてほしいそれが望むことでした。なかなかいい案がなかったのですが「小規模多機能型居宅介護」というものを教えてもらい、3か所の施設のパンフレットをもらって帰りました。正直こんなに何回もこのテーマで書くと思っていませんでした。次回で最後となります。

家族の介護③

母は転院することになりました。心不全と肺に水が溜まっているため、水分制限が必要とのこと。何種類も薬を飲まないといけないのですが、薬の管理ができないだろう(認知症のため)とのことで転院。父が認知症でなければ家に帰すことも可能だったのかもしれませんが、医師の意見によりあれよあれよという間に転院することに。このときはまだ母の介護保険認定の結果待ちでもあり、父はまだ認知症の診察も受けていませんでした。結果的にはこの転院が失敗だったと私は思っています。この病院はどちらかというと体の不自由な高齢者のリハビリを主とした病院だったようで、母の場合は心臓が悪いため、あまりリハビリはしない方がよかったこと、父が毎日見舞いに行き、母を連れて帰ろうとしたことで、病院側からしょっちゅう電話をされ、早く退院してほしいということを遠まわしに言われたりするので、私自身の気持ちがどうにかなりそうでした。ただ、私も転院前に見学に行きましたし、そのとき父も認知症気味なので、なんとか診察してもらえないだろうかとお願いすると、相談してみますとの答えでしたが、結局なんの返事もありませんでした。リハビリを担当して下さった方々は親切だったと思うのですが、相談員や看護師、受付の人たちはほんとに金儲けだけという感じがして我慢がなりませんでした。こんな感じです。入院の日は何時(午前中)に必ず来てください。保証金は5万円入れて下さい。「いつ、退院しますか?」と、言われ、今週は私の予定が埋まっているのでというと、親戚の人に頼めないのかとか、土日は困ります、午前中にして下さいなど病院の都合第一でした。やっと、この日にとお願いすると、上と相談してからご連絡しますと、ほんとに病院の都合優先でした。退院の際も10時半までに退院してくれと言われ、9時半頃に受付に行って精算したいというと、10時半と聞いているので10分前でないと請求書ができないと言われ、私のクレジットカードが機械で読み取れなかったら他にカードを持っていないのか、こちらも貰わないといけないのでとほんと失礼なことを言われました。現代は高齢者を見てくれる病院が少ないからこんな心ない応対の病院でもやっていけるのでしょうか?相談員に父の認知症のことをクスッと笑われたこともありました。今、思い出しても頭にきます(すみません、興奮してます(^^;)。退院させることができたのは、介護保険の要支援1が決定したからです。包括支援センターに相談に行き、施設を3つほど紹介してもらい、1つ選んでそこに電話して応対がよかったのでその施設に決めることにしました。次に続きます