仕訳の簡単なパターンを知る⑥

パソコンをクレジットカードで買った場合

「未払金」という勘定科目を使いますということを

前回の記事で書きました。


パソコンは商売上必要だから一般的に言われている”経費”です。

では、仕入の場合はどうなるでしょうか。

皆さんが何か商売をしていたら当然ですが商品を仕入れます。

そのとき”月末締め翌月末払い”という契約をしたとします。

10万円で商品を仕入れたときの仕訳は

(借方) 仕入 100,000   (貸方) 未払金 100,000

となります‥いえ、これは間違いです。


正解は

(借方) 仕入 100,000   (貸方) 買掛金 100,000

です。

商品を仕入れたときは「未払金」ではなく「買掛金」という科目を

使います。

つまり商品をツケで買った場合は「買掛金」という科目を使うと

覚えておくとよいです。


では、ツケで商品を売った場合の科目は?

そう「売掛金」です。

「売掛金」については①で説明しています。

仕訳の簡単なパターンを知る①


商品をツケで売ったら「売掛金」が借方(左)に「売上」が貸方(右)にきます。

(借方) 売掛金   (貸方) 売上

商品をツケで買ったら「仕入」が借方(左)に「買掛金」が貸方(右)にきます。

(借方) 仕入    (貸方) 買掛金

これは鉄板の仕訳なので覚えておいて下さいね。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。