7月10日に参議院選挙が行なわれます。
今回の争点は「経済政策」‥?
実際は憲法だと思いますが。
それは置いておいて、アベノミクスで求人倍率は上がった、失業率は減った、
日経平均株価も上がった‥そうです。
ただ、実態は非正規雇用が増えているという現実。
実質賃金も下がっています。
いくら賃上げと言われても、税金や社会保険料が上がれば手取りは少なくなり、
実際に使えるお金は増えないので、どうしても生活がラクになったという実感は
ないのではないかと思われます。
エンゲル係数も上がっているということは所得に占める食費の金額が増えているので
生活が苦しくなっているのです。
ほんとに生活がラクになったと感じるのは公務員と一部の大企業の正社員だけでは
ないかと感じます。
いくら失業率が減ったといっても、非正規雇用では、先々のことを考えて、
お金を使おうという発想にはならないのが普通です。
ほんとに消費を活発化したいのなら「雇用の質」を改善する必要があります。
それに今の大企業はいくら多少景気が良くなっても、賃上げや正規雇用を増やすとは
考えられません。
それはどうしても株主の方を向いてしまうから。
内部留保を貯め込んでいるのを見ても、大企業が潤えばそのおこぼれが中小企業に
来るとはとても思えません。
ほんとに景気対策を考えているのなら、雇用の質の改善、年金不安の払拭。
それを考えるべきだと思います。
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