目的のみの貯金では危ない

前回は貯金の時期と目的について書きました。

そのときに「貯金は目的を持つことで貯まりやすい」と言われている

とも書きました。

では、例えば人生の3大支出と言われている「教育資金」「住宅資金」「老後資金」。

これらを貯めればもう貯金はしなくてもよいのでしょうか?

それで安心して暮らしていけるでしょうか?

これは多分ほとんどの方がNOだと思います。

当然ですよね。

むしろ、「突発的なことが起こったときにお金が必要になる」という方が多いはずです。

それは、失業かもしれませんし、病気かもしれませんし、何か天変地異に巻き込まれる

ことかもしれません。

このときにすぐに使えるお金があるということが一番の安心につながります。

ただ、だから保険で備えましょうと言いたいわけではありません。

私が言いたいのは「たとえ目的がなくても貯金は必要である」。

そのためには普段から貯金ができる家計を考えておく必要があるということです。

もちろん、病気などには保険で備えるという考えもありですし、保険ではなく別の方法

でという考えもあります。

この話は次回に続けたいと思います。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。