前回は「株価が下がったときの対処の仕方」について書きました。
売らないでそのまま持ち続けるか、
それともそれ以上損が広がらないように売ってしまう(損切りといいます)かを
下がった理由によって考えましょうということです。
私はほとんど損切りはしません。
かなり前に電力株を持っていました。
電力株は安定性と配当がいい手堅い銘柄として人気がありました。
しかし、あの東日本大震災で一気に奈落の底へ。
実は私、この震災の半年ぐらい前に利益が出ていたこともあって、
電力株を売っていたのです。
もしも震災当時も持っていたらどうしたでしょうか?
多分売っていたでしょうね。
本来はあれは天変地異で電力会社の不祥事というわけではありませんが、
原発事故の影響ということを考えれば損を出しても売ってしまったと思います。
原発に対しての考えもありますし。
さて、株式市場の状況が悪くなって、持ち株が下がってしまった場合、
損切りもしくはそのまま持ち続けるという他に「ナンピン買い」という方法もあります。
これは例えば1000円で買った株が900円に下がった場合、900円で買うと平均単価が
950円になるということです。
そのまま持っていれば1000円で1株(単元は考えない)ですが、
ナンピン買いをすれば1900円÷2=950円となり1株が950円と単価が下がることになります。
但し、株価はどこで下げ止まるかはわかりません。
900円でナンピン買いをしてもそこからまた下がるということもありますので
気をつけましょう。
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