円高でインバウンドはどうなる?

イギリスのEU離脱問題で、為替も株式市場もパニック状態でしたね。

円高、株安。

週明け、日本の市場がどうなるのかも興味深いところです。

円高になると輸出産業が大変になりますが、ここ何年かの円安で食品の値上がりを

感じていた方も多いのではないでしょうか?

庶民の生活にとっては円安が必ずしもいいのか?と言われると、私は疑問に思っています。

食品の値上がりは生活を直撃しています。

一方、円高になると輸出産業もそうですが、インバウンドに影響を及ぼします。

海外から日本に買物に来てくれていた人たちが、円高になると日本に来なくなる。

そうなればデパートや家電量販店などの業績も厳しくなることが予想されます。

最近は大阪のホテルが激込なこともありますし、ホテルがどんどん建築されています。

私は、もし、円安が円高基調になると、外国人が来なくなる。

そうなると、インバウンドを見込んでいたホテルは閑古鳥が鳴いて、そして最悪は‥。

と、ずっと考えていました。

特にホテルのように初期投資がかかる業種は方向転換が難しいからです。

ホテルなんかバンバン建てて大丈夫かな?と以前から危惧していました。

少し前に銀行員の人に外国人は円安だから日本に来ているのではない、

日本のおもてなし、安全、料理への安心などを求めて外国人は日本に観光に来るのだと

言われました。

ほんとにそうなんでしょうか?

円高になってもそれに代わるもので外国人を日本に呼べるのでしょうか?

このあたりの戦略がホテルにはあるのかな?

と、老婆心ながら心配しております。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。