以前、個別相談で「投資信託」や「NISA」についてお話したときに、
お客様が「これでやっとわかりました!」と言われました。
そのお客様は銀行の窓口で投資信託のことを聞いたそうですが、
商品の営業だけで「投資信託」とは何か?
「NISA」とは何か?ということが全くわからなかったそうなのです。
「投資信託」と「NISA」は同じ種類のものと思われていたそうです。
このときお客様は何も買わず帰られたそうですが、
改めて良かったと思いました。
もし、このまま「投資信託」も「NISA」もわからないまま、勧められるままの
商品を買われていたらと思うとぞっとします。
前回の記事にも書きましたが、投資の際には「税金」のことを頭に入れておくことが
大事です。
例えば何もわからないまま「NISA」の口座を銀行に作ってしまったとして、
途中でやっぱり株式投資をしてみたいと思っても、銀行では株式は買えません。
「NISA」口座は1つしか開設できません。
例えば1月に「NISA」口座を銀行に開設したとして、
その年の6月に株式を買いたくなったので「NISA」口座を証券会社に開設したいと思っても
それはできません。
「NISA」の口座は1年間は変更できないことになっています。
証券会社に「NISA」の口座を作ったとして、株式を買ったとします。
「NISA」口座での配当金のもらい方にも注意が必要です。
「NISA」口座は利益も配当金も税金がかからないという口座ですが、配当金の場合、
受け取り方によっては税金がかかる場合もあります。
このように、株式や投資信託を始める際に「NISA」口座を使う場合は注意しないと
いけないポイントがいくつかあります。
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