ここ最近、下流老人や老後破産などの話題が多くなってきました。
問題なのは現役時代にかなりいい年収だった人でも他人ごとではないということです。
老後破産を回避するために、貯金しましょう、投資しましょう、できるだけ長く
働きましょう‥と、ここで言いたいわけではないのです。
これらは当然と言えば当然です。
しかし、以前にもこのブログで書きましたが、人間はどれだけお金を貯めても
お金の不安はなくならないのです。
老後のために5000万円貯めたとします。
さあ、これで安心。絶対大丈夫!と、言い切れるでしょうか?
つまり、根本は「お金の使い方」なのです。
たとえ5000万円の貯蓄があったとしても、無計画に使ったり、全然家計を顧みなければ
あっという間に底をついてしまうこともあり得るということです。
現役時代に年収が高く、いい暮らしをしていた人は尚更です。
仕事を辞めた途端、それまでの生活の質を半分に落とすことは可能でしょうか?
不可能とは言いませんが、かなり大変なことは明らかです。
幸か不幸か、寿命が延びたことも原因です。
むしろ、現役の頃より時間ができることで、お金を使う場面も多くなるかもしれません。
これらを考えると、やはり若い頃から家計をきちんと見て、管理することは重要だと
思います。
何もケチケチ暮らそうと言っているのではありませんよ。
生活のダウンサイジングを徐々にしていくために「家計管理」は必須なのです。
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