お金を貯めるには目的を持つことというのはよく言われます。
お子さんの教育費や家を買うための頭金、海外旅行や結婚のためのお金‥など
確かに目的があればその目的に向かって貯める意欲が湧きますね。
しかし、目的のためだけにお金を貯めればよいのかと言われれば、
それは違うということがおわかりだと思います。
もしも目的のためにだけお金を貯めればよいのであれば、そんなに難しい
ことではありません。
お金を貯めるのは”この先何があるかわからないから”ではないでしょうか?
病気や失業などもしもお金を稼ぐことができなくなったら不安だから‥。
究極の目的はこれに尽きると思います。
老後もそうですね。
ただ、老後資金はいくら必要かということがよく話題になりますが、
例えば老後資金は3000万円必要として、3000万円貯まればそれでお金の不安は
ほんとになくなるでしょうか?
私は人間はいくらお金を貯めても、お金を持っても、それでお金の不安から解放
されるとは思えません。
そう考えると”いくら貯めるか”はあくまで目安であって、「どう生きたいか」。
そしてそのためには”どうお金と付き合っていくのか”を考えておくことが
大事だと思っています。
お金の不安から解放はされないけど、お金と上手に付き合うことを考えて
いきたいものです。
0コメント