最近、奨学金の返済が社会問題となっています。
奨学金を借りて大学に行っても返済のため、苦しい生活が続き、
先日の報道ステーションでは風俗で返済しているという女性が取材されていました。
私自身が四年制の大学に行きたかったのに経済的な事情で行けなかったこともあり、
この問題はとても胸が痛いのです。
もう何十年も昔の出来事なのにこのショックは未だに尾を引いています。
さて、こういうことからも教育費をどうやって貯めるのかというのは
大きな問題です。
特に晩婚化が進んだため、教育費と老後の資金を同時に貯める覚悟が必要ということも
よく言われています。
ずっと思っていることなのですが、何故日本の大学の学費はこんなに高いのでしょうか?
学費が高い方がきちんと勉強するはず、学費が高いと安易に進学する人間がいなくてよい
との意見もあるかもしれませんが、これは親の甲斐性の問題であって子どもに罪は
ありません。
子どもが学費を稼げばいいという意見もあるでしょうが、私の経験からアルバイトに
時間を取られ、正直短大での2年間の思い出はほとんどありません。
大学の学費がかなり安くなれば、子どもをもっと持ちたいと思う人も多くなると思います。
教育費など子どもにお金がかかるから、子どもは2人ぐらいでいいということは
よく聞かれます。
ほんとに少子化対策に取り組むのなら、奨学金の拡充というよりも、学費の問題にメスを
入れるべきではないでしょうか?
それが人材を育てることにもなるのではないかと考えます。
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