はじめが肝心

この春から社会人になった方は最初のお給料をもらわれたことだと思います。

給与明細は是非必ず見るクセをつけておきましょう。

所得税、雇用保険料などは引かれている筈ですが、健康保険料や厚生年金保険料などは

給与の締めなどにもよりますが、

来月から引かれる方が多いと思います。

と、いうことは来月はもっと手取りが少なくなります。

住民税は来年からとなります。

さて、貯金はどうでしょうか?

額はあまり気にしなくてよいですが、できれば少しずつでも始めていきましょう。

もしも貯金を全くしないまま数ヶ月が過ぎ、ある月にお金が足りなくなったとします。

さあ、どうしますか?

実家ぐらしの方だとご両親に借りるでしょうか?

まあ、両親なら小言のひとつは言われるかもしれませんが、貸してくれるでしょうし、

利息を取るということもないでしょう。

しかし、もしも親に借りれないとなれば、どうしますか?

友達に借りるという手もありますが、なかなか言い出しにくいかもしれません。

そうなるとカードローンや消費者金融などということになります。

もちろんこれらは商売ですので、無利子で貸してくれるということはありませんし、

親のようにあるときに返せばいいというわけにはいきません。

少しぐらい、今月だけだから‥という甘い考えで借金をしてしまったら、

そのままズルズルとなるということもあり得ます。

はじめが肝心なのです。

とにかくまずは貯金の習慣をつけてしまいましょう。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。