「基本生活費」などの支出を知ることは、家計を立て直すまたは家計管理を行なう
上で絶対掴んでおかないと困ります。
ここが全くわからないと対策の立てようがありません。
たまに家計簿は過去のことを振り返るだけだから不要という意見もありますが、
振り返るのではなく、実態を知るために必要なのです。
自分や家族がいくら使っているのか見当もつかないではどこから手をつければ
よいのかわかりません。
支出もそうですが「資産」についてはどうでしょうか?
「うちはいくら貯金があります」ということはすぐ答えられるかもしれませんが、
「貯金」ではなく「資産」という観点で考えられたことはあるでしょうか?
貯金以外にも保険もあれば不動産、もちろん投資信託や株などもそうです。
大事なのは「時価」で考えることです。
買ったとき10万円だった株式が今現在8万円なら資産価値は8万円ということに
なります。
投資信託や株などはすぐに時価がわかりますが、保険はどうでしょうか?
貯蓄性の保険の場合は今、解約したら解約返戻金がいくら戻るかという金額が
現在の資産価値です。
掛け捨ての保険は資産価値としては0円です。
マイホームも買った値段ではなく、現在の価値から住宅ローンの残額を引いた
金額が現在の資産価値となります。
住宅相場が高いときに買った方や、頭金をほとんど入れなかった方などは
資産価値がマイナスということもあるので注意が必要です。
さて、資産はどれくらいあるでしょうか?
1度紙に書き出してみるか、パソコンで表にされてみてはいかがでしょうか?
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