分散の意味を間違えない

投資では分散が大事です。

投資の格言に「卵は一つのカゴに盛るな」というのが

あります。

卵が何十個もある場合、いくつかのカゴに分けて盛っていれば

1つのカゴが破損しても全部がダメにはならないということです。

投資も1つの対象だけにしか投資しなければその対象が

失敗すればすべてがダメになります。


投資信託はそれ自体が分散されている商品ですが、

やたら数を持っている人もいます。

その持ち方がきちんと分散されていればよいのですが、

例えば日本株のTOPIXに連動したインデックス型の

投資信託を何本も持っているのでは分散にはなりません。


しかし、何本も投資信託を持つことで分散できていると

錯覚してしまう人も多いようです。

投資信託は数ではなく、株と債券、日本と海外などのように

分散するのが本来の分散の意味です。

同じような投資信託を何本も持っている人は整理した方がいいですよ。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。