金融機関の言いなりになってはいけない訳

株式や投資信託を購入してみようという方にはネット証券をおススメしています。

理由は株式の売買手数料が安い、投資信託の販売手数料がいらないものが多いと

いうのが大きな理由ですが、他にもあります。

周囲やお客様で営業マンがついていてお付き合いされている方を多く見ます。

中にはお客様の都合に関係なく電話をかけてくる営業マンもいます。

仕事中に商品の営業で電話をかけられている人も見ました。

私ならこの時点でこういう営業マンとはお付き合いするのをやめます。

金融機関の営業マンはお客様に商品を買ってもらって手数料を得るのが自分の成績に

なります。

だからできるだけ短期間でお客様に売買を繰り返してほしいわけです。

もし、皆さんがある株式を買ったとします。

この会社が好きだからずっと長くこの会社の株を持ち続けたいと思っていても、

営業マンにすればそれでは困るわけです。

例えばその会社の株価が少し上がれば売りましょうとなりますし、

反対に下がれば、もっと儲かる株があるので乗り換えましょうとなります。

もしも皆さんが株や投資信託は楽しいからやっている、スリルを求めている、

ギャンブルやゲームと思っていられるのならこういう営業マンの誘いに乗るのも

ありだとは思います。

しかし、資産を増やしたいため、老後の資金のためと考えていられるのなら、

こういう短期間で売買を繰り返すことは手数料ばかりがかさむことになり、

賢いやり方とは言えません。

なんのために「投資」をするのかということを今一度考えてみて下さい。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。