教育費の問題をもっと真剣に考えるべき

教育費に頭を悩まされる方も多いと思います。

子どもひとりにつき2000万円などと聞くと、なかなか子どもも持てないと

考えても仕方ないとも思います。

奨学金も社会問題になっています。

昔は奨学金を借りても普通に正社員として就職できて、それなりに賃金も

上がっていったので奨学金も返せました。

しかし、現在は大学を出ても非正規雇用で賃金も上がらない、雇用が安定

しないことで奨学金を返済することもままならない状態の人も多いのです。

問題は何故、大学に行くのにこんなにお金がかかるのかということです。

日本という国がこれからグローバル経済の中で他の国と競争していくなら

人材への投資は国がもっと真剣に考えていかなければならない問題の筈です。

経済的な事情で大学に行けない子どもの中に大きな可能性を持つ子どももいる

と思うからです。

子どもの貧困も経済的な事情で大学に行けない子どもも根っこは同じだと思い

ます。

こういう子どもたちを救うことがもっと議論されてもいいですし、むしろ教育費

の問題がクリアできれば少子化にも歯止めがかかるかもしれません。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。