健康保険をチェック!

前回ご紹介した週刊ダイヤモンドに「健康保険」についても記述があります。


会社員の方は「組合健保」か「協会けんぽ」に加入しています。

まず、自分はどちらに加入しているか確認して下さい。


「組合健保」の場合、その健保独自の給付がある場合があります。

以前、お会いした方の「組合健保」は1ヶ月で自身が負担するのは

2万円未満とお聞きしたことがあります。

「高額療養費」を使ったとしても、普通だったら8万円以上はかかる

自己負担額が2万円で済むということになります。

これは大きいですよね。


このように会社員の方で組合健保に加入している方は、

必ず健保の付加給付をチェックしましょう。

この付加給付を確認した後、医療保険やがん保険に加入するべきなのか

を決めるとよいのです。


がんにかかったとしても、毎月2万円程度の負担ならなんとかなる

と考えるのなら、がん保険は必要ないとも言えます。

しかし、がんになると治療費以外にも何かとお金がかかると思うのなら、

診断給付金を受け取れるがん保険を選び、

特約などはあえてつける必要はないと思います。


公的保険は年々、財政も厳しくなっていくことが予想されますが、

恩恵を受けられるのであれば徹底的に利用しましょう。

それが家計を守る第一歩となります。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。