株式投資に対するスタンス①

株式投資は20代の頃から始めました。

当時はインターネットもなく、ネット証券もありませんでした。


昔の株式投資と言えば年配の人たちが一勝負賭けるというような雰囲気も

ありました。


私の職場でも60代の女性2人が株式投資をしていました。

別にその女性たちに勧められたことはないのですが、

株式投資ってなかなか面白そうかもしれないと思ったりしました。


NTT株が話題になったり、バブル前夜ということもあって

度々雑誌などで株式投資を特集していたような記憶があります。

そして私は株式投資デビューをします。


もちろん、そんな大してお金もありませんので少額で手堅い株を‥

ということで一番最初に買ったのは「電力株」でした。

今、電力株が手堅いかと言われれば疑問ですね。

特に東日本大震災の後は。

こんなことからも時代の移り変わりを感じます。


電力株では利益が出ました。

その後もちょくちょくいいなと思った会社の株を買いました。

時代が良かったからだとは思うのですが、

利益も出ました。


このときは別に意識していなかったのですが、

知らず知らずのうちに心掛けていたことがありました。

それは「お勧めの株を鵜呑みにして買わないこと」

「少額で買える株を買うこと」

「損切りをできるだけしないこと」。


ネット証券がなかったので対面の大手証券会社を利用していたのですが、

大手証券会社にとっては私のような投資家は相手にするような

価値がなかったのでしょう。

営業を掛けられることもありませんでした。

電話で注文を事務的に受け付けてくれただけです。


雑誌でお勧めの銘柄を見たりはしましたが、

そのときいいなと思った銘柄でも必ず自分で調べました。

会社四季報などを見ました。


当然ですが、株は借金をして買うものではなく、

すぐに使う予定があるお金で買うものでもありません。

自分がこれぐらいならまあ出せると思った金額で買える

銘柄を探しました。

当時は単元株がほぼ1000株だったので

なかなか買える株を探すのに苦労はしました。


あと、買って少しして買値より下がっていると思って

焦って売るなどということはしませんでした。

これは賛否両論あるとは思うのですが、

すぐ使うお金でもないので所謂「塩漬け」していました。


このように20代の頃から株式投資に対するスタンスは

それなりに自分ではあったように思うのですが、

これはまだほんの入り口です。

次回に続きます。



社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。