だから借金はダメという理由

元プロ野球選手が同僚だった超有名な元プロ野球選手に3000万円を

借りましたが、期限までに500万円弱しか返済できず、

訴えを起こされたというニュースが先日ありました。


知り合いにお金を貸すのであればあげたつもりで貸せというのは

よく言われることです。


私の両親は認知症で特にお金に関してわからなくなっているのですが、

どうも親戚数人にお金を借りたりもらったりしたようなのです。

このことで私が親戚から責められました。

親に問いただしても自分たちは借りたりしていないと言い張ります。

しかし、親戚は事あるごとに何度も私にそのことを言ったり、

他の親戚にも話したりしています。


このことでよくよく思ったのは、人間はお金を貸す立場になると、

絶対そのことを覚えていて何故か優越感に浸るのだということ

(最初に書いた超有名なプロ野球選手は関係ありません。

あくまで私の身内に関しての話です)。


例え借りた方はきちんと返済したとしても、

貸した人間はあのとき貸してやったという気持ちがいつまでも

残るものだと思うのです。

人はしてもらったことは忘れるけど、してあげたことは忘れないものなのです。


夏に岡山県で行方不明になった2歳の男の子を見つけた尾畑春夫さんが

「掛けた情けは水に流せ。受けた恩は石に刻め。」

(多少表現は違っているかもしれませんが)

と言われました。

深い言葉だなと思います。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。