少し前になりますが、REIT(不動産投資信託)の総会に行って来ました。
まあ、いわゆる株主総会のようなものです。
REIT(不動産投資信託)とは投資家が出資した金額で不動産を買い、
その不動産を賃貸して得た賃料や売却した売却益を投資家に分配する
というものです。
証券取引所で売買できます。上場株式と同じです。
例えば普通に不動産投資をすることを考えると
自分でローンを組んだり、管理をしたりとお金と手間がかかります。
REITであれば株を選ぶときのようにそのREITの持っている物件や
財務状況などを調べます。
金額も不動産投資のように高額ではなく数万円から買えます。
とはいっても不動産に投資している投資信託ですので、
もちろん元本割れということもあります。
ただ、REITのメリットは「分配金」にあると思います。
大体3%以上は見込めるのではないでしょうか。
むしろ分配金が3%もないようなREITであれば見送った方が賢明です。
それはREITの価格が割高ということです。
今回の総会で質問が出ました。
今後金利が上がっていったときの影響への不安です。
その質問に対する回答ですが、
利息が2%になったら分配金は700円ぐらい減る予想をしている。
但し、金利が上がる、インフレになるということは
不動産価格も上がっていくということ
とのことでした。
REITはどちらかというと若い人よりシニア層に向く商品だと思います。
不動産の値上がり益というより「分配金」を貰い続けるということを
考えた商品だと思うからです。
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