お金の流動性を考える

お金は必要な時、使いたい時に使えないと意味がありません。

かと言って、現在の状況では普通預金に入れておくだけではもったいない。

定期預金でも普通預金と代り映えしませんね。


私がくれぐれも慎重にと思うのは「保険」と「不動産」です。

低金利のときに貯蓄性を求めて保険に加入するのは

できれば避けたいです。

保険はインフレに弱い、数年ぐらいで解約すると元本割れします。

不動産は売りたい時に売れるとは限らない。

よく言われることですが、今後人口が減っていく日本において

不動産で利益を得ようと思えば、余程良い立地の不動産を手に入れることが

肝心です。


流動性という観点から考えると「保険」と「不動産」は注意が必要です。

特に「保険」は毎月いくらという見方をするので、

本当は全部でいくら払わないといけないのかというところが

抜け落ちてしまう可能性があります。

不動産もローンを組むのならローンも込みでいくらかということを

はっきり知っておくことです。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。