うまく業態を変化できるか

東京オリンピックを2年後に控えていることもあり、

日本でもキャッシュレス化が進みそうです。

日本は諸外国と比べて、キャッシュレス化が遅れていることもあり、

今後キャッシュレス化を加速することが課題なんだとか。


さて、キャッシュレス化が進んで、人々がお金を持たないで暮らせる

世の中になってくると、銀行って果たして必要なのかな?

と考えたりもします。

まあ、融資という業務があるから銀行という業態が全くなくなることは

ないでしょうが、現金を持たなくてよくなればATMも必要なくなります。


低金利やマイナス金利が適用されて、銀行は融資に関しては商売に

ならなくなっていると聞きます。

そのため、窓口で保険や投資信託を売ってその手数料収入を‥ということですが、

どう考えてもこれまでの銀行のビジネスモデルでは早晩行き詰まるという

ことですよね。


株式投資をする際にこの業態が将来も安泰なのか?ということを考えるのは

とても大事なことです。

ただ、今のビジネスモデルが崩壊したとしても、別の業態にうまく変化できるか

というのが企業の腕の見せ所となります。


ソニーは今や金融で稼いでいます。

富士フィルムにしても、フィルムから医療機器や化粧品などにうまく業態を

転換しています。

先を読み、業態をうまく転換させていける企業かどうかというのを

見抜く目を持ちたいものです(難しいですけどね)。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。