めんどくさがりには向かない投資

私はめんどくさがりです。

マメな性格の人はすごいと思います。


株式投資は銘柄を選んで、その銘柄が安いと思ったときに買えばOKです。

そのあとはただ値上がりを待つということになります。

だから、めんどくさがりの私でも続けられたのだと思っています。


反対にめんどくさがりの人には向かない投資には「不動産投資」が

あります。


不動産投資をするのなら、まず現地に行って物件を見ないことには

始まりません。

キャッシュで買える人はほとんどいないでしょうから

金融機関との交渉も必要になります。

管理会社にお願いするとしても管理会社との付き合いも必要です。


昔、友人が転勤のため、持っていたマンションを貸していましたが、

その借主がどうも変な人だったらしく、マンションの他の住人から

苦情が来て困っている‥という話を聞いたこともあります。


先週の週刊東洋経済に「不動産投資向く人 向かない人」という記事が

載っていますが、”不動産投資は投資というよりも経営をする感覚に近い”

とあります。

めんどくさがり屋はもちろんですが、人と接するのが嫌いな人も不動産投資には

向いていないそうです。


最後に借金をして投資をするというのは、簡単にチャラにすることは

できないというのも考えてほしいと思います。

株式投資や投資信託であれば損をしても、証券会社に売ってもらえばおしまいですが、

不動産投資はそう簡単ではありません。

最近報道されているシェアハウスへの投資などを見ていても、

くれぐれも営業トークに惑わされないことが大事だと思います。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。