今の株価が安いか高いかを見る指標に「PER(株価収益率)」と
いうものがあります。
PERは1株利益の何倍まで株が買われているかを見るものです。
例えば1株利益が50円で株価が1000円であれば、
1000÷50=20倍となります。
今の株価は1株利益の20倍の値段がついていることになります。
では、20倍と聞いて今の1000円という株価が安いのか高いのか
判断するのは難しいです。
PERに絶対的な基準があるわけではありません。
大体15倍ぐらいが平均とされているので、
20倍であれば割高と言えます。
ただ、これも業種にもよるので一概に20倍であれば
絶対に割高かと言えばそうではないこともあります。
いくつか買いたい銘柄をピックアップしておいて、
株価がPER10倍以下になったら買おうという基準を決めておいても
よいと思います。
少なくともそういう基準で見ていれば割高な銘柄を買うことは
ないでしょう。
但し、株価はPERだけで予測できるものではないということは
知っておいて下さい。
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