現実が分からないオジサンたち

去年の春から両親の介護が始まりました。

父は認知症、母は心臓と認知症です。


毎日ヘルパーさんに来てもらい、いとこと私どちらかが週2回薬とお金を

持って行っています。

両親はお金の管理ができません。

私にはきょうだいがいないため、いとこが助けてくれているのです。

そうしながらなんとか1年が経ちました。


先日父の弟(私の叔父・70代)から電話があり、

いきなり私に親と一緒に住めと言いました。

私がそれはできないと言うと、だったら施設に入れろと言います。

私は唖然としてしまいました。


協力してくれているいとこに対してももうかかわるなと言ったそうで、

私は頭にきて叔父に電話で抗議しました

(ここには書けませんが実際にはかなりひどいことを言ったらしい)。

いとこが協力してくれるからなんとかなっていると言ったら、

「(両親を)しばらく放っておけばいい」

「市役所に相談に行けばいい」

それを言うばかりです。

そんなことはとうにやっているし、試行錯誤しながら今の状態ができてきたのに。

たまに様子を見に行って、お金でも渡せばなんとかなるという認識なのです。

実態は何もわかっていないのに、エラソーに口だけ出す。


最近ある政治家が「子どもを産まない方が幸せだと考えている勝手な人がいる」

と言いましたが、これなども何を幸せだと感じるかは人それぞれ。

私は自分の母の性格ややり方が苦手で、自分も母のような母親になるかも

と思って子どもを持とうとは思いませんでしたし、子どもを持たなかったことを

後悔したこともありません。

この政治家も70代ですね。


叔父にしてもこの政治家にしても自分たちの言うことが絶対だと

思っているんでしょうか。

自分の発言がどれだけ他人を傷つけているのか考えることは

できないんでしょうか。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。