分散の意味

投資には分散が欠かせません。

株式投資が怖いのは例えば、1社の株に全財産をつぎ込んだとしたら

その1社が倒産してしまえば全財産を失うことになります

(反対に大儲けという可能性もありますが)。


だったら、投資信託を買うという手があります。

投資信託なら1社が倒産しようが全財産を失うことにはなりません。

指数に連動しているインデックス型であれば何百社、何千社の株式に

投資していることになるからです。


ただ、こう考えてみて投資信託を何本も買うことが”分散”なのか

と言えば疑問があります。


インデックス型でも日経平均株価に連動しているもの、

TOPIXに連動しているものがあります。

これらを1本ずつ買ったとしても、

日本の株式を買っているだけでほんとに分散の意味を成しているのか?

ということになります。


投資信託を数本買おうというのであれば、

日本の株式、日本の債券、外国の株式、外国の債券、不動産などを

1本ずつ買えば、一応分散としての意味は成します。


私は何本も投資信託を買っているから分散ができている‥と思っている人は

今一度きちんと分散ができているか確認を!

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。