分散するのは困りもの?

前回も書いたように、投資信託のメリットは「分散」です。

どのように分散すればよいのかは前回の記事を読んでいただくとして、

今回は「株式投資」の分散についてです。


「投資信託」は1本買うだけで何百社、何千社に投資が可能ですが、

「株式投資」は現実的に個人が何百社買おうと思えば、かなり資金が必要で

誰でもできることではありません。


以前、株式講演会に行ったとき、株式評論家の方が

「何十銘柄も株を持っている人はインデックスファンドを買った方が

よいですよ」と言われました。

つまり、個人が何十銘柄も管理ができるのかということに尽きます。


他の株式評論家の方も得意銘柄を3つだけ持てばよいとも言われていました。

いくつも買おうとするから大変になるとも。


これらの意見は実感としてすごくわかります。

私も10社以内ぐらいにとどめておくのがよいのではないかと思っています。

10銘柄ぐらいなら分散も可能ですし、管理も容易です。


一方、優待を目当てで買っているというのであれば、

多く銘柄を持つのはありかなと思います。

楽しみながらやる投資法としてはよいのではないかなと。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。