老後資金には何千万円が必要ということはよくネットや雑誌の
ネタにされています。
この何千万円必要の根拠は、65歳から90歳まで生きるとして25年。
1年の生活費は平均○○円なので○○円×25年。
そこからもらえる公的年金の額を引くと○○円足らないので
その分を用意しましょうということです。
ただ、これはあくまで一般的な計算です。
大体、生活費がいくらかかるかというのに平均値は役に立ちません。
それぞれの生活スタイルは全然違うからです。
そもそも老後資金といっても、老後をどう捉えるかにもよります。
定年後即老後と考えるのか。
定年が65歳だとしても、その後の仕事をどう考えるのかにもよりますし、
そのときの家族の関係性にも左右される部分はあります。
何より、人の寿命はわからないので90歳まで生きられるのか、
それともそれ以上生きるのかは誰にもわかりません。
老後資金を考える上では
自身の生き方や生活をまず一番に考えることだと私は思っています。
人間の生き方は十人十色。
平均値に振り回されるのはバカバカしいと思います。
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