私が学生の頃、日本は一億総中流社会と言われていました。
しかし、そのとき私は全然自分の家は中流なんかじゃないと
思っていました。
よく、子どもがお金のことで失敗したら、親が尻ぬぐいをするという
話がありますが、あれなども私からすれば羨ましくて仕方なかったのです。
どう考えても親にお金のことで頼ることはできないとわかっていたからです。
社労士やFPの資格を取ったのも、何かあったとき親は頼れないし、
資格があればなんとか生きていけるのではないかと考えていたのです
(今ではもうそんな甘い考えはありませんが)。
投資を始めたのもやはりこれらのことが下地としてあったのかもしれません。
親の遺産があるわけではない、大きな退職金があるわけでもない‥
そう考えると、少しでも投資をしてお金を増やさないと厳しいのでは
ないかと考えてきました。
ただ、投資がそんなに甘いものではないとも思っていたので、
やはり勉強はしました。
怖々、少額で続けてきたのも、お金の怖さがわかっているからだと
思っています。
昨年あたりから株式投資や投資信託のことを多く書くようになりましたが、
それは私のこれまでの経験から、
投資は特別なものではないし、お金持ちの人だけがやるものではないと
いうことを伝えたいという思いからなのです。
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