資格を武器にするために

最近、何人かの人の履歴書を見る機会がありました。

どの人も資格を持っているのだなあと感じました。

資格といえば簿記とか英検などがよく知られていますが、

中には名前を見ても何の資格かわからないという資格もあります。


今回も名前を見ても全く想像がつかないという資格もありました。

他にはワープロ検定〇級と書かれていた方もいました。

まだ、ワープロ検定ってあるのだなと懐かしくなりました。

30年以上前ですが、コンピューターの専門学校でパートをしていたときに

ワープロの授業を受け持っていました。

そんなことを思い出したのですが、今もワープロ検定があることに

びっくりしました。


資格は自分をアピールするのにいい武器になるとは思いますが、

あまり世間的に認知されていない資格はどうでしょうか。

ただ、本当に自分にとってその資格が必要でその資格に関する仕事がしたいと

いう熱意があるのであれば別だとは思います。


去年ですが、仕事を辞めることになった人がある資格を取りますと

言ったことがあります。

しかし、よく聞いてみるとその資格に関する仕事がしたいというわけではなく、

ちょっと勉強すれば取れそうだし、仕事がありそうだからというのが

理由でした。

需要があるのはわかりますが、果たして自分が本当にしたい仕事でもないのに

時間とお金をかけてそういう資格を取る意味ってあるんでしょうか。


資格と言えば、昔、社労士の資格を取ったあとある派遣先に行った時のこと

その会社の課長さんに「中村さん、社労士の資格持ってるんですってね。

私は労務管理士の資格を持っているのよ」と言われたことがありました。

労務管理士?何、それ?という感じでしたが、

あとで民間資格だということを知りました。


資格を就職の武器にしたいのであれば、

需要はもちろんその資格が自分のやりたいことと合致しているかを

考える必要があると思います。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。