株だって普通の買物と同じ②

株の売買は指値で注文しましょうということを前回書きました。

なんでもそうですが、安く買えるのであれば安く買いたいですよね。

これは関西人のDNAだとも思うのですが(^^;


では、株価が安いかどうかは何を基準に考えればよいのでしょうか?


これには「PER」(株価収益率)という指標があります。

「PER」は株価を予想1株利益で割ることによって算出します。

例えば予想1株利益が100円で、今、株価が1000円であれば

「PER」は10倍ということになります。


つまり株価が同じ1000円という銘柄が2つあったとしても、

1株利益によって、1000円という株価が割高なのか割安なのかが

判断できるわけです。


注意したいことは「PER」は14、15倍ぐらいが適正と言われますが、

これは絶対ということではありません。


あと、同じ業種で比較することが大切です。

トヨタ自動車とマクドナルドを比べても意味はありません。

トヨタ自動車なら日産自動車やホンダなどと比較しないといけないことに

なります。


「PER」だけを見て売買するのは危険です。

1つの指標だということを覚えておいて下さい。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。