株だって普通の買物と同じ

株式投資の注文には2通りの方法があります。

「成行」と「指値」です。


「成行」とはいくらでもよいから買ってほしい、売ってほしい

という注文のやり方です。


一方、「指値」というのは○○円以下になれば買う、○○円以上になれば

売るという方法です。


「成行」の場合はまず確実に売買は成立します。

価格優先の法則というのがあって、「指値」注文より「成行」注文の方が

優先されます。

だから、とにかく買いたい、売りたいと思えば「成行」注文なら

確実なわけです。


「指値」注文は絶対売買が成立するかと言えばそうではありません。

”○○円以下なら買う””という注文を出していても、そこまで値段が下がらなければ

買えないということになります。


私はこれまで「成行」注文はしたことがありません。

価格制限というものがあるので、10,000円で買えると思っていたら

100,000円になってしまったという極端なことはありませんが、

やはり「成行」注文はいくらの値がつくかわからないので怖さがあります。


普通に買物するときのことを考えると、買う前に値段がわからない、

決まっていないというのはあり得ないと思いませんか?

株だっておんなじです。

「売り」の場合は、何か悪いニュースが出て早く売りたいときは

「成行」でも構わないと思いますが、

「買い」は極力「指値」注文で買いましょう。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。