期限が切られた投資の考え方<NISA・iDeCo>

資産形成のため、株を買うにせよ、投資信託を買うにせよ、

最後は資産が積み上がっていることがゴールとなります。


特に「NISA」や「iDeCo」の場合、期限が決まっているため、

その期限に向けてどういう運用をしていくかというのが課題です。


■ NISAは5年が期限。10年まで延長可能(ロールオーバー)。

■ つみたてNISAは20年が期限。

■ iDeCoは60歳が拠出の期限(運用は70歳まで可能)。


このように考えていくと、NISAの場合は5年経ったところで、

利益が出ていれば売ればいいのですが、損をしている場合は

ロールオーバーという方法を取ることを考えてもよいでしょう。


つみたてNISAの場合は、ロールオーバーはできませんので、

20年の間の売り時をしっかりと捉えることが必要です。


iDeCoの場合は、自分が60歳までに何年あるのかということを

考えておくのがポイント。

iDeCoは60歳まで現金を引き出すことはできませんが売買は可能なので、

60歳の数年前から利益が出ている投資信託は売って

元本確保型(定期預金など)にチェンジしておきましょう。


NISAにしろiDeCoにしろ、利益を出さないと意味がありません。

売り時はきちんと見極めましょう。



社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。