テーマに乗って買ってみますか?

先週の「週刊東洋経済」の特集は「いま買える 株・投信」です。

7つの注目材料として「情報セキュリティ」や「次世代産業ロボット」

「富裕層ビジネス」「IoT、クラウドサービス」などが紹介されています。


株式投資の場合、時代を先取りしてテーマを見つけて、

その関連企業の株を買うというのはよくあります。

将来、こういう技術が流行るだろう、こういうサービスが必要だろうと

想像する想像力が大事です。


しかし、これは将来のことを考えてテーマを見つけるという視点から見た話。

株式投資は現実より先を行っているので、今流行っているサービスに

飛びつくと遅いということになります。

あくまで「次世代」ということを頭に置いて銘柄を探すことです。


一方、投資信託の場合、テーマに沿ったものはおススメしません。

投資信託の場合、設定された時点が旬ということが多いのです。

そして、そのテーマの旬が過ぎると、純資産残高が減り出し、

最悪、償還ということになり運用が終了してしまうこともあります。

テーマに沿った投資信託は新規設定の際、勧められることもよくあるようですが、

できれば避けた方が賢明です。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。