コスト意識と節約

企業は不景気で売上が上がらないとなると、

”経費削減”を持ち出します。

例えば、残業するな、ムダな出張は行くな、

コピー用紙は裏表使用などなどです。

しかし、経費削減をあまりにも言い過ぎると、

従業員がやる気をなくし、却って逆効果なこともあります。


家計でも収入が上がらなければ”節約”しようとなり、

家族に細かいことを言いがちです。

節約することは大事ですが、あまりにも細かいことを家族に言えば、

家族がギスギスした気分になることもあります。


何でもかんでも”節約”では息が詰まります。

節約にもメリハリが必要ですし、それで家族関係が悪くなったり、

生活が楽しくなくなれば何のための節約かわからなくなります。


「何でもかんでも節約」ではなく、生活の中に「コスト意識」を持つのは

どうでしょうか?

わかりやすいのは「時間」と「お金」の関係です。

安いもの買いたさに、時間をかけて少しでも安いものを買うのは

本当に理に適っているのか?


昔、友人が新婚時代に夫が喜ぶと思って、コロッケを作って出したら、

買ってきた方が安いのに‥と言われ、憤慨していました。

これはなかなか難しい問題ですねー。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。