先日、同志社大学で行なわれたセミナーに参加しました。
株式投資に関するセミナーだったので興味津々だったのですが、
仕事の都合で半分しか聞けなくて大変残念でした。
株主還元には「配当」「自社株買い」「株主優待」があります。
理論的には株主還元は「中立」。
つまり株価には影響しないということになります。
「配当」にしろ「自社株買い」にしろ、株主価値(時価総額)に
変わりはありません。
ただ、ここからは私の感想ですが、株主の立場から言えば、
今、配当をもらうことで自分の懐が潤うわけです。
配当しないことによって、企業の現金は減らないとしても、
株主側としては自分に実際現金が入ってくることが大事なのでは
ないでしょうか(特に短期売買の株主としては)。
さて、もう1つ「株主優待」の株価への影響力は「配当」より大きいと
あります。
株主優待株は権利確定日に向けて規則的な周期で株価が上昇することが
多いのだそうです。
セミナーではその周期についても説明があり、そこで株主優待株を買えば、
統計上利益が出やすいとのことでした(実践の資料もありました)。
ただ、私が疑問に思ったのは、現在のように株価が連騰しているような時期に、
本当に有効なのだろうか?ということです。
質問してみたかったのですができず。
しかし、講師の方の、このやり方は”あくまで投機”という言葉に
納得した私です。
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