株は基本的にはどういう銘柄を買うのかでほとんど決まるのではないかと
考えています。
もちろん、株の場合は指値(値段を指定して買うこと)ができますので、
これ以上の金額であれば買わないと決めることはできます。
安く買って高く売ることが大事ですが、前にも書いた通り投資に関しては
どこが安くて高いかは後にならないとわかりません。
株の本にはよく指標がでてきます。
代表的なものは「PER」(株価収益率)や「PBR」(株価純資産倍率)などですが、
これらの指標は株を買うときに今、市場でついている値段が割高なのか割安なのか
を知る指標です。
もちろん、株を買うときには「PER」や「PBR」が大切なんですが、
その前に見ておきたいのはその会社の「財務指標」です。
つまり売上や利益は伸びているか、今後もっと伸びそうか。
借入金はどれくらいあるか。
キャッシュフローは大丈夫か。
まずこれらは見ておくことをお勧めします。
例えば売上や利益が伸びている、今後もっと伸びそうであるというのは
かなり大切な要素です。
例え赤字であっても今後赤字が解消されて黒字になりそうであれば、
株価も上がる可能性はありますが最初はあまりここまで考えなくても
よいと思います。
借入金というのは借金ですが、これは当然少ない方がよいです。
ただ、会社の場合借入金が全くないというのはあまり評価されないことも
あります。
当然ですがあまりにも借入金が多ければ利息も多く払わないといけませんので
現在のような低金利であればそんなに心配はいりませんが、
将来金利が上がると借入金が多い会社は厳しくなります。
では、借入金の多さは何を見ればよいのでしょうか。
次回に続きます。
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