こちらの本を読みました。
子どもの貧困の問題は胸が痛いです。
私の家はごはんが食べられないほど貧乏とかではありませんでしたが、
学費は自分で出していましたし、例えば成人式の着物とか、雛人形とかそういうものは
親に買ってもらっていません。
本書には「孤食」の話も出てくるのですが、
小学生の頃、母は当時は専業主婦だったのですが、
土曜日にお昼に家に帰ると母から100円をもらって
近所の大衆食堂にひとりでうどんを食べに行っていました。
なんで母にこんなことをしたのか聞けなかったのは残念です
(今は軽い認知症なので聞いても覚えていないでしょう)。
そういう意味では最近「こども食堂」というものができてきたのは
少し救われるような気がしています。
子どもを「孤食」から救ってくれてありがとうと思います。
最近聞かれるようになった「教育費無償化」の問題も、
やっとこの話が政治の世界でもテーマになってくれたかという気がします。
ずっとこれもなんとかならないかと思っていましたから。
少子化の問題だって、もう20年以上前から言われていることなのに、
やっと今頃、腰を上げたのもため息が出ますね
(でも、決して産めよ増やせよにはなってほしくないです)。
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