今週の「週刊ダイヤモンド」は家族の介護の特集です。
今まさに私の場合、その立場にあるのですが、
実は介護保険にたどり着くまでも大変だということを
今回は書いてみます。
父の場合、認知症が疑われましたが、
体は元気なので病院には全然行っていません。
本人に認知症だから病院に行こうと言っても、
自分は正常だと言い張ります。
まず、とにかく病院に行くまでが大変苦労しました。
市役所に介護保険申請のため用紙をもらいに行き、相談しても
「まず、病院に行って医師の診断を受けて書類を書いてもらって下さい」
の一点張り。
病院に行かないから困ってるんですけど‥と思いつつ、地域の包括支援センターに
相談してみて下さいと言われ、電話してみましたが、
こちらの訴えは聞いてくれましたが、解決法はないままでした。
いろいろ事情があって、ある大きな病院に予約を取り、父を騙して連れて行きました。
正直多少の会話で診断を下してもらえると思っていたのですが、
匂いを感じるテストというのをやり、これまでの経歴や趣味などの
話をさせられかなり時間がかかりました
(診断前までにアンケートを何枚か書かないといけませんでした)。
そして今度はMRI検査をしますので予約をして帰って下さいと言われ
疲れがドッと出ました。
結局MRIの騒音に父は耐えられずMRIは取れず、CT検査に。
やっと市役所に書類を提出し、認定調査の日程が決まり、家まで認定調査員に
来てもらいました。
1か月後「要介護1」の認定がおりました。
先日、ケアマネージャーの人と面談し、今度デイサービスの体験に行くことにしました。
医師にかなり強く勧められていたので。
しかし父は拒否します。
この説得にも疲れ果てました。
もうおわかりでしょうが、この時点でもまだ介護保険は使っていないのです。
ここまで来るのにほんとに疲れました。
一番参ったのは時間を取られることです。
市役所に行き、病院に付き添い、認定調査に立ち会い、ケアマネと面談。
ここまででもかなりの時間が取られています。
次回へ続きます。
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