7月にFP協会兵庫支部の金銭教育のイベントにスタッフとして
参加してきました。
小学校高学年のお子さんとその保護者の方々にお集まりいただきました。
こういうイベントに参加されるということは日頃から親子でお金のお話
などもされているのな?と微笑ましく思いました。
実は去年の後半あたりから両親に認知症の症状が現れました。
日頃から密に付き合っているというわけではなかったので、
さほど感じなかったのですが。
今年春に母が心不全で入院となり、病院の転院、そして介護保険の申請など
怒涛の日々でした(もちろん今もです)。
両親ともに一番感じたのは全くお金の管理ができなくなったことです。
と、いっても前からお金の管理に関しては全くダメで、
そういう知識を吸収しようという意欲もない両親でした。
ただ、認知症になってからはお金に対しての執着が激しくなりました。
仕方なく、私が両親の年金を管理することになったのですが、
両親はそれにも決して納得していません。
そのため、暴言を吐かれたりして、精神的に疲れます。
もっと以前からそういうことをきちんと話し合っておければ
よかったのですが、
元々、計画性のない両親、お金がないというのが口癖。
だから私も接触を避けていたところがあります。
もう実家を出て30年が経ちましたし。
親子だからなんでも分かり合えるというのは幻想だと思いますし、
子どもの頃からむしろ家計の実態を知らせておくことは
大事かと思います。
そして、お金に対する価値観なども親子で話してみるのも
いいかもしれません。
親の金銭感覚は子どもに影響を与えるでしょう。
私の場合はずっと反面教師という感じです。
0コメント