家計簿をつける意味

家計簿をつけても貯金が増えるわけではないという意見は

よく聞かれます。

これはそのとおりだと思います。

が、しかし、例えば現在全く家計の実態を掴めていない家庭は

まずは「家計の実態」を把握することから始めないといけません。


毎月、家賃(住宅ローン)はいくら、光熱費はいくらぐらい、通信費は?、

保険料はいくら?、他にも毎月必ず必要なものについてかかるお金などなど。

これらは全部頭に入っている‥という方は家計簿は必要ないでしょう。

反対に、いや、全然‥という方は是非、家計簿を活用して下さい。


これは私自身が買物依存でお金を使いまくっていたときに、

正直毎月何にいくら払っているかということを全く把握していなかったからです

(お恥ずかしいことに)。


まず、ここから掴んでいきましょう。

これによって、

■ ムダに払っているものがあるかもしれない

■ 必要かどうか考え直す

ことが可能になります。


このような毎月必ず支払うものが確定すると、残りで日々の生活費が

賄えるかということになります。

この残りの金額を家計簿で記録していくことにより、日々の生活で何に

お金が出て行っているのか把握できることになります。

家計簿なんかつけても意味がないと思っている方はこのあたりのことを

試してみてほしいと思います。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。