元を取りたい心理

以前予約していて先日図書館で借りた小説ですが、

最近いろいろバタバタしていて読む暇がありませんでした。

やっと読み出して、それからまた数日置いてまた読んで

なんとか150ページ近く読み進めました。

しかし、どうもそこまで面白くないような?

でも、せっかく予約までして借りたのだし、読まなきゃもったいなような気もするし‥。


ここまで考えてふと「サンクコスト(埋没費用)」という言葉が頭に浮かびました。

サンクコストとはそれまでにかけた費用がムダになってもそれ以上は、

費用をかけず撤退することが正しいという意味ですが、

せっかく150ページまで読んだのに、それまでの時間がムダになるなと考えましたが、

結局読むのはやめにしました(次に読みたい小説もあったので)。

これ、今回は図書館の本だったのでコストは0ですが、購入した本だったら

無理にでも読んだかもしれません‥。


お客さまがある保険に入られていたのですが、

その保険がどうもその方のニーズに合っていない、

内容もよく説明されていないということもあり、解約をおススメしたことがありました。

解約返戻金でほとんど払い込んだ保険料分ぐらいは回収できたので、

お客さまにも大変喜んでいただきました。

お客さまがこれまで掛けた保険料がもったいないから解約したくないと言われていれば、

あのままズルズル必要のない保険料を払っていたはずです。

賢明な判断をされたと思います。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。