まず避けた方がよい株を知る

先日、株式講演会に行きました。

そこで株式評論家の方が熱くおススメ銘柄を語っておられました。

その企業のことは全く知らなかったのですが、その企業の商品に

将来性を感じました。

6万円ぐらいで買えるのも魅力でした。

詳しくは書きませんが、あることがうまくいくと倍近くになるのではないか

とのこと。


早速、家に帰って会社四季報を見ました。

業績はずっと赤字です。当然配当もなし。

うーん、これは厳しいなと思ったところにこの文字が‥

「継続前提に疑義注記」。

これははっきり言うと、将来破綻してしまうリスクが高いということです。


他にもこれと似た言葉に

「継続前提に重要事象」というのもあります。

「重要事象」より「疑義注記」の方がよりリスクが高いと言えます。

日破綻したタカタも、一番新しい会社四季報(夏号)では

「疑義注記」となっています。


もちろん、「疑義注記」や「重要事象」となっていても必ずしも

破綻するのかといえばなんとも言えませんが、

少なくとも初心者の方は避けた方が賢明です。

会社四季報の最後の方のページに一覧になっていますので

それを参考にして下さい。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。