子どもが生まれたらすぐ準備

子どもの教育費は頭の痛い問題だと思います。

将来的には大学までの授業料は無料になってくれたらよいなと

個人的には思っていますが、

それは少し置いておいて、どのように「教育費」を準備すればよいか

悩まれている家庭も多いかと思います。

従来の常識で考えると、教育費イコール「学資保険」という方が

多かったと思いますが、

ご存知のように低金利のまま「学資保険」で積み立てていても、

増えないばかりか、下手をすると元本割れの可能性もありますし、

インフレになった場合、全然教育費には足りなかったという事態も

起こり得ます。

保険なので途中でやめてしまうと損をすることにもなります。

では、1つの選択肢として「ジュニアNISA」はどうでしょうか?

但し「ジュニアNISA」を使うポイントとしては、お子さんが生まれたら

即始めるということです。

「ジュニアNISA」は1年80万円まで、5年で400万円の枠が持てます。

この枠内であれば、利益や配当金、分配金が非課税となります。

お金は子どもが18歳になるまでは引き出せません。

引き出す場合は非課税の恩恵がなくなります。

ここで気をつけたいのはお金は引き出せませんが、商品を売るのは自由だと

いうことです。

例えば買った株がすぐに利益が出たとすれば、そこで売ることで利益を

確定してもよいわけです。

ただ、このお金は18歳までは非課税では引き出せないことになります。

「ジュニアNISA」で買えるのは投資商品ですので、元本は保証では

ありません。

このことをよく踏まえて、子どもがまだ小さいうちであるなら、

少なくとも18歳まで10年以上あるのであれば、「ジュニアNISA」も

教育費の選択肢として有効であるように思います。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。