「お金に働いてもらう」ということ

お金を貯める、増やすためには基本的には2つの方法しかありません。

1つは「収入をふやす」こと。

もう1つは「支出を減らす」ことですが、実はもう1つあります。

それは「運用する」ことです。

つまりこれが「お金に働いてもらう」ということです。

運用すると聞くと、ある程度貯金ができてから‥と考える方が

多いと思いますが、

むしろ、そうではなく地道に時間をかけてやっていくことが大切です。

20代、30代の方は時間が大きな味方になります。

一番やってはいけないのは60代の方が、

退職金をつぎ込んで運用を始めようと考えること。

それまで全く投資商品を購入したことがない人が、いきなり始めても

お金に働いてもらうことはそんなに甘くはありません。

若いうちから少額で始める。

値動きが気にならないような額で欲張らないこと。

あくまで家計の主体は「稼ぐこと」と「ムダな出費を削る」ことです。

「お金に働いてもらう」ことはおまけ程度に考えておくことが大切です。

但し、いかに損をしないようにするか、税金や社会保険料が増えないかなど

そういうことはきっちり把握しておきましょうね。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。