お金のステップ③

前回から続きます。

塊を2つ作ったらいよいよ増やすことを考えていきます。

つまり投資です。


塊を2つ作っても毎月の積み立ては続けましょう。

ただ、その積み立ての一部を投資に回しましょう。

そうです。

「投資信託の積立」です。


例えば、毎月5万円を積み立てに回しているとしたら

そのうち1万円でも2万円でも「投資信託の積立」に回すのです。

できれば「つみたてNISA」の口座を作って毎月一定額を積み立てていきます。

「つみたてNISA」であれば年40万円までの枠がありますので

月に3万円ちょっと積み立てることができます。


間違ってはいけないのは「つみたてNISA」はあくまで中長期というスパンで

考えることです。

少し利益が出たからといって解約してはいけません。

と、いっても何か使う必要があれば解約しても構いません。

お子さんがいらっしゃるご家庭でお子さんの進学までに10年ぐらいは

あるというのであればがんばって積み立て続けることです。

もし、年40万円積み立てられれば元本だけでも400万円が積み上がることに

なります。


もちろん、住宅費用や老後のためにということでも構いません。

ご自分のライフプランに沿って「つみたてNISA」で積み立てを行い、

必要なときはここから使うという考えで構いません。


ただ20代や30代の方は老後資金より前に訪れるライフプランのために

「投資信託」で積み立てるという意識を持たれることをお勧めします。

老後資金は40代からでも遅くはありません。


「投資信託の積立」で気をつけたいことは株価が上がっているから

積立額を増やすなどということはしないことです。

株価が高い時も安い時も淡々と積み立てていくことが重要です。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。