「金融商品」と「制度」

投資に無縁な方、興味がない方も公的年金は当てにならない、

老後に2000万円が必要などと聞くと、やっぱり投資をした方が

いいのかなあと悩まれることと思います。


投資と聞いて思い浮かべるのは「株」や「投資信託」でしょう。

でも、最近は「NISA」や「iDeCo」という言葉もよく聞くなあ、

これも始めた方がいいのかな?と疑問に持たれるかもしれません。


基本的な話ですが「株」や「投資信託」は金融商品です。

一方「NISA」や「iDeCo」は制度です。

例えていうならば「NISA」や「iDeCo」は入れ物で「株」や「投資信託」は

その入れ物に入っているものです。


「NISA」や「iDeCo」という入れ物を自分で作りその中に入れる「金融商品」を選び、

その「金融商品」を育てていくというのが「NISA」や「iDeCo」という制度を使った

投資です。


ここがごっちゃになっている方も多いようです。

別に「NISA」や「iDeCo」という入れ物を使わなくても投資はできますが、

「NISA」や「iDeCo」という入れ物を使うことで非課税や節税など

お得になることがあります。

反対にその入れ物(制度)を上手く使いこなせないとしまったということにも

なりかねます。注意して下さい。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。